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小学生から9年ぶりの職場見学

11月1日。高校3年生の息子くんは人生で2回目の職場見学へ行きました。初めての職場見学は小学校3年生ですから、約9年ぶりです。

高校2年生になってからお世話になっている若者サポートセンターの方と一緒に行くことができました。

事前にどんなことに興味があるのかを、スタッフの方に伝えていたことで、今回は市内にあるパクチー農家さんへ。

全く面識のない方のところへ。しかも、私が付き添うことなくでかけるのは本当に久しぶりだったので、「どこまで対応できるか」気になっていました。

心配よりも「今回の体験が小さなできたになって欲しい。」と、ただただそれだけでした。

パクチー農家さんでは、会長さんが対応してくださったそうです。

会長さんに話を聞いて農家さんの様子を見させていただいただけなのかと思っていたら、全然違いました。

  • 会長さんや他のスタッフの方がなぜ農業を始めたのか?

  • 栽培方法はどんなふうになっているのか?

  • 水害の影響から今後どんな対策をしているのか?

質問したり教えていただいたことをちゃんと理解して考えを巡らせたり。とても充実した時間を過ごせたことが、息子くんの様子を見てわかりました。

帰りにパクチー農家の会長さんからお土産に、空芯菜とパクチーをいただいて帰りました。

空芯菜の調理方法も会長さんから教えていただいたことを覚えていて、早速調理してくれました。とても美味しくて「これからも食べたい」と話していました。

子供たちが学校に行けなくなり、家族以外の場とどう繋がるのか。

ずっと課題でした。

本人が自信を持って「行ける」と感じるためには、タイミングもありますが、そのタイミングに合わせて対応できる人や環境があるのかが大きな鍵になります。

今回は、そのタイミングがピタッと合った感じで、「もっと質問したいことがあった。次は事前に考えていこう」と息子くんは話していました。

高校三年生になり、やっとここまできました。

これからがスタート。まだまだ、たくさんの人の力を借りる必要がありますが、ゆっくりと確実に成長できるように、これからも動いていきたいと思っています。

自分の未来のためにと動き出した息子くん。そして、それに刺激を受け、自分もできることをと動き出している娘ちゃん。

子供たちが自分でできることを少しずつ増やすためにも、生活の場所も含めて全体の見直しをする時が来ました。子供たちにとって必要な場所へ動ける準備を、これから少しずつ進めたいと思います。


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