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「公務員」から「フリーランス」という真逆の立場になったからこその違い

20年勤めた公務員からフリーランスになり5年目になりました。フリーランスで仕事をするようになって、「公務員とフリーランスって真逆だな」と思うことがたくさんあります。

その反面、仕事としてのスタンスは、公務員だったからこその厳しさで身についた習慣により、高い信頼を感じていただいていることが多いです。

もちろん、人によりますが、「このくらい」の程度の基準が厳しいのか、「きちんと対応していただいて助かります」と言っていただくことがほとんどです。

日本国憲法15条第2項に

すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

と書かれています。憲法はこちら↓

公務員として約20年勤めていたので、この精神が叩き込まれているのかもしれません。お客さんからの信頼を損なうことがないようにというのは、今も変わらず強く意識しています。

誰でも信頼を損なわないようにしているとは思います。しかし、一緒にお仕事した方からの言葉を伺っていると、どうやら程度が厳しいようです。個人的には、もう少しゆるくなりたいと思っていますが…。

そんな、ちょっと堅いタイプのフリーランスかもしれませんが、フリーランスになったからこそできていることは沢山あります。

ということで今回は、日経COMEMOさんのテーマ「#フリーランスだからできること」について書いてみたいと思います。

フリーランスだからできることとして1番感じていることは、

人、環境、道具を自分で選べること

です。

「人」は、フリーランスだからこそ、一緒に仕事をしたい人を自分で選ぶことができることです。公務員だけでなく雇用されていると、自分で選ぶよりも、会社や上司など、周りに決められることがほとんど。

無理に「しんどいな」と思う人と一緒に仕事をする必要がないのは、フリーランスの最大の強みだと感じています。

次に「環境」ですが、どこで、どんなふうに仕事をするのか。場所や音楽など、自分が心地よい環境を、自分で調整することができます。

特に、場所ですが、雇用されているときは、転勤の辞令が出れば否応なしに引っ越しもあります。しかし、フリーランスであれば、自分で住む場所を選ぶことができます。

家庭の環境により引っ越しが難しいからと、長距離の通勤も必要がないというのは、最大のメリットだと言えるでしょう。

最後に「道具」ですが、使いたいパソコンから文具まで、自分が使いやすいものを選ぶことができます。費用は全て自分ですから、予算も使い方も全て自分。その反面、資金力の状態によって、使える道具を選べないということはでてきます。

他にもいろいろありますが、フリーランスになって、仕事においての自由度が増したと感じることがほとんどです。その反面、組織の一員ではなく個人ということから信用や信頼について考えさせられることも沢山あります。

しかし、コロナ禍で加速している世の中の変化を考えると、

これからは、いかに「私」を打ち出せるかが必要。それができれば、フリーランスで働くことの方が、より生きやすくなるのではないか。

と感じています。

雇用もいいのですが、フリーランスだからこそ味わえる、人との出会いや環境、そして、最先端の道具も試すことができる。自分で選択できる自由があるということは、フリーランスならではといえるでしょう。

いろんな意見がありますが、周りの変化に左右される程度を最小限にしながら、自分らしく働ける。その選択肢がフリーランスだと思っています。

フリーランスだからこそできることを続けながら、今いる場所で自分らしく働くことで少しでも社会が変わり生きやすくなる。そんな世の中を、今の子供たちに繋げていきたいと思います。



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