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仕事も子育ても180度変えてくれたできごと

自分が書いた文章を読み返してみると、仕事も人との関わり方も随分変わったなぁと、ふと気づきました。価値観が変わったというか、自分が子どもの頃から感じていた違和感の理由がわかった感じです。

価値観や子どもの頃からの違和感に気づくことができるようになったのは、子どもの不登校と発達の困り感のお陰。

この2つは、自分が見えている世界感を180度変えてくれました。正確にいうと、自分の本当の感覚に戻してくれたのかもしれません。

たまに書くのですが、すっごく悔しかった言葉があります。それは

あなたは少数派の中の少数派だから、支援が後回しになるんだよ。

という言葉です。

なんで困っている人が後回しになるの???

そんな疑問が頭の中に一杯で、まったく理解できなくて、腹が立ってしまうほどでした。

でも、この言葉は残念ながら事実なんですよね。

困っている子の学びも、困っている人の働き方も、ほとんど変わらないし。そして、当事者から日々、提案しても受け入れてもらえない。8年経っても大きな変化はありません。

だから、「テレワーク」がひろがり始めたとはいえ、私があてはまる「テレワーク」は、まだ存在しません。
少しのサポートで対応しやすい人の方が体制は作りやすいですから、当然といえば当然なんですけどね。

少数派であればあるほど、待っていても、誰も助けてはくれませんから、結局、作るしかない。

こんな状況が8年目となったのですが、コロナで外出が難しくなり、多くの人から不安や不満の言葉を聞くようになりました。

そこで、気づいたことは、

この状態を私はみんなより少し早く経験してたのか!

でした。

どおりで、私の言葉が伝わらないはずです。最近は「なるほど」と聞いてくださる人も増えてきたり、ITの使い方を聞かれることも増えてきたりしました。

とはいっても、学校でのITの使い方は、まだまだ通じないことが多いし、「やっぱりリアルで会わないと」という方は多いんですけどね。

でも、リアルに会うことがどんなに努力しても難しくなったときのことを考えると、ITを受け入れて、バランスよく使えた方がいいんじゃないかなと思います。

難しい使い方ばかりではなく、もっと身近に、もっと簡単に使うこと。

それは、最終的に、ITはいざという時の命を守ることができる、とっても大切な道具になることに、気づいてくれたらいいなぁと思います。


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