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不登校の子どもの学び

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不登校の子どもの学びってどんな感じ?そんな気になる疑問に、我が家の子どもの実践事例を紹介します!2018年度使ったパルステップの事例や、これからの学びについても掲載中です。
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#多様性

学校で「多様性を受け入れてもらう」って無理なのかもしれない

学校で「多様性を受け入れてもらえている」と感じたこと、ありますか? 中学3年の娘ちゃんの登校で付き添ったとき つくづく思うのが 「学校で多様性を受け入れるなんて無理なんだ」 です。 誤解を与えないようにお伝えすると、 困っていることや助けて欲しいこと つまり、専門的用語でいうと 「合理的配慮」 について、対応していただけないというわけではなく 当事者や家族が伝え続け交渉し続ければ少しずつ改善します。 でも、何も言わなければ 多くの普通に過ごしているよう

「不登校でも投票に行きたい!」は叶いませんでした

18歳になった息子くんの「投票に行きたい」を叶えるため、約1週間いろいろ調べて相談してきました。息子くんの結論は、 「今回は投票はやめておく」 になりました。 投票をやめる理由は、知らない場所で知らない人がたくさんいる場所で自分の意思を文字で書くことが難しいから。 現在の投票はアナログ100%最初の日記に調べてことをまとめましたが、投票はIT支援はまったくありませんでした。 基本的に投票所に行かないと投票できません。 郵送による不在者投票は限定された方だけです。書

投票の夢を叶えられなくなった「今」からできること

息子くんの「投票に行きたい」が叶えられなくなって1日が経ちました。 ここで凹んでいるわけではなく、 「これから何ができるのか?」 をいろいろと考えています。 早速やってみたことは、LinkedInの投稿でオンライン投票について発信している方の投稿にコメントしたこと。 すぐに何かが変わるわけではありません。 でも、1人で変えられることでもありません。 だから、国のDX事業に関わっていらっしゃる方などの投稿を拝見しながら学ばせていただき、コメントできそうな時はコメン

「これはITの良さがないんじゃない?」と衝撃をうけた学校のIT活用

ニュースを見ていると学校のオンライン教育が当たり前になっている感じがするかもしれません。しかし、使い方を見てみると「その使い方はITの良さがなくなっている」と感じることがあります。 最近、「これはITの良さがないんじゃない?」と衝撃をうけた使い方は、PDFにペンを使った書き込みしかできなかったことです。 ペンを使って書けば済むと思う方が多いかもしれません。 しかし、学習の困難さや学校に行きづらい子の中には、書くことへの困難さがあるタイプがいます。字が書けないだけではなく

動画視聴の速度で気づいた「みんな一緒じゃないとダメ」という思い込み

学ぶ方法として「動画で学ぶ」が当たり前になってきましたが、動画を見る時、どのくらいの速度で見ていますか? オリジナルの速度?それとも、1.5倍速、2倍速。逆に遅くするために0.5倍速? 自分で探したり購入したりする動画の視聴は何倍速でも気にならないのに、学校や研修となるとなぜか、速度を変えてみることに後ろめたさを感じる自分に気付きました。 そんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのが、子供たちのことでお世話になった先生です。この先生は、他県の先生なのですが、子供たちが受けさせて

パルステップ体験日記⑤〜システム導入で陥りやすい罠〜

こんにちは。かゆママです。 10月ももうすぐ終わりますね。前回の記事からいろいろと変化があった我が家の子供達ですが、いい方向に進んでいることと、進まないこととありますので、今回は私が陥ってしまった罠と一緒にこのことも少しお伝えします。 さて、パルステップだけではないのですが、学校にお願いしてシステムやプロジェクトを行ったとき、私は大きな失敗をしたことがあります。 それは、 「お願いして使わせてもらえるようになったんだから、何とか子供達が使えるようにならなくちゃ。」

パルステップ体験日記④〜子供の学習どうなってるの?〜

こんにちは。かゆママです。 あっという間に10月になりましたね。 わが家の子供たちの学校は二学期制のため 2週間ほど前、通知表をいただいてきました。 ここで多くの人が気になるのが 通知表の内容かもしれませんね。 学校に行っていない状況の中、通知表にどんなことが記載されるのか?って気になりませんか。 わが家のバージョンになりますが まず、通常学級と特別支援学級では通知表のスタイルが 違うんですよね。 特別支援学級の場合は、言葉で様子を評価してくださっている そんな印象