中国風水のお話
神社のお話が出たので、今日は私が昔凝っていた中国風水の面白話をのせようと思い立ちました。
日本の風水は掃除をしてトイレはピンクで、という感じですが、本場?の風水は、気合いの入り方が違って面白いですよ!気軽に読み流して下さいね。
私が風水を知ったのは学生時代香港人から、「香港人は風水師に人生の節目に相談してすごくお金をかける。香港は街自体が風水のしかけで造られているんだよ」と聞いたから。
香港は、言わずと知れた金融ハブの都市。街を風水って、具体的にはどうするんだろう?
日本でも徳川家康がお抱えの風水師に江戸城や日光東照宮を設計させたのは有名なお話。韓国首都ソウルも、風水を考慮して設計されているらしいです。
私の理解ですが、風水は古代中国で皇帝が、自らの帝政や、長く安定し発展する都を創るために研究され確立した統計学や地理学という学問に近いです。
どんな土地がふさわしいか。何をどこに配置するか。全てに意味がある(と為政者が思ってやっていた)。
さて、これは有名なお話なのですが、この写真はセントラルという香港の金融の中心部にある、イギリス資本の超有名銀行の一階です。当時中国風水とか華僑にハマりまくっていた私、わざわざ取れない休みを無理やりねじ込んで、香港までこれを確認しに行ったのでした。
タイトル上の写真をもう一度見てね。
意味不明に奇抜なハの字エスカレーターの配置。
これは香港の座山(守護山)からの龍脈(地の気)を遮らないように一階を吹き抜けにするためにわざわざ設計してあります。
さらに中国語で発展を意味する8(八)をモチーフにしています。
また入り口には狛犬のような二頭の獅子を配置。(三越にあるやつ)
イギリスの銀行なのにすごい布石でしょ。風水師が関わっているに違いない🤨映画みたいで感動しました。
この裏の意味に怒った地元中国資本の大銀行。対抗して、この銀行に向けてまるで刃物のように鋭いガラス張りの建物を建てて応戦!
こんな感じ。
ご興味ある方は、「香港 セントラル 風水戦争」でググってみてください。
香港は数世紀前からイギリスが手ばなさなかった天然の良港。パワーある土地を手にするための争いなんて、歴史好きにはたまりません。
まるでリアル呪術廻戦です。
さて次回は、私の周りで風水のチカラを感じた身近な例をあげます😊✨
軽く、軽〜く、読んでくださいね。
今日ものぞいていただき、ありがとうございます。
また来てくださいませ!
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