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ひきこもりも多様性といえる

今日はキャリアコンサルタントとしての話題を。

少し古いデータですが、引きこもり、ニートは日本に約87万人いるという事実があります。

私は子供の頃、学校にほぼ行かなかった年がありました。
当時は登校拒否児と言われていました。

拒否って強い言葉じゃないですか。拒否じゃなくてただ行けないんだ、と思っていました。
だから「不登校」のほうが、言葉としてまだいいなと思います。

ニート(若年無職者)とは34歳までを指すそうですが、39歳までを含めると、87万人(2020年)いるそうです。子供部屋おじさん、おばさんという言葉も初めて知りました。
我社にも、「就職に失敗してから〇〇年、ずっと引きこもるようになった」と親御さんと職探しに来る方もおられました。

弊社でお仕事を探せないときは、ハローワークの若者サポートステーションという、カウンセリングから始まり就職まで伴走してくれる機関をご紹介しています。それでも40代になってしまうと仕事を探すこと自体が極端に厳しくなります。

ニュースを見たり派遣登録に来られた方を、私はいつも他人ごとと思えず、ものすごく感情移入して見てしまいます。そして全身にじっとりと汗をかくのです。

自分の経験からなのですが、生きづらさは本当に十人十色で、マンツーマンで対応も方策も変わるのです。

でも厳密にいえば、社会の中でなんのストレスも感じないという人は逆にいないと思います。

私自身、気持ちが近すぎてボランティアなどできるかわかりませんが、いつか何かアクションを起こしたいと思います。
まだ10代だったので、自分でも理由がわからず、何と戦っているのかわからず戦っていた私を多くの大人が気にかけてくださり、今の私が在ります。

とにかく若ければなんとかなります。人は若さに寛大で、チャンスをくれます。本人も体力も気力もある、このうちに手を打つのが大事じゃないかと思います。
年を取ったら公的サポートが必要になります。

理由はどうあれ、どんな形でもいい、社会に関わってほしいです。

人材業界の人間として言うなら、彼らもまた労働力のポテンシャルだと思います。

今日もお読みくださり、ありがとうございました。
また明日、お待ちしています。

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