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へなちょこ営業女子がゆく

へなちょこ営業の元へ営業の神様が会いに来てくれたお話です。

私が初めて営業職についたのは前職のIT会社です。5年弱毎日PCと資料担いで歩き回りました。

前職では技術職を希望して入社したので、営業は全く希望してませんでした。それどころか「女性だから当然事務」「ノルマあるし精神的肉体的にキツイから営業部だけは嫌」と、食わず嫌いで頑なに転籍を断って技術サポートに居座りました。

しかし当時の上司(今は社長)が、ある日デスク移動の時、私の席を半強制的に営業部に移動させたのでした。(今の時代なら大問題)

営業の仕事は想像を超えてチャレンジがかなり楽しく、またチキンだった私を根底から鍛え上げてくれました。

肝心な営業成績は万年中〜下位、たまに上から2番目といったへなちょこ営業でしたが、100パー製造業が顧客でしたので、当時女性の営業は珍しく「あの女の子」と30過ぎても呼んでいただき、良い意味でやりやすかったです。期待値がそもそも低かった、良いのか悪いのか・・・😆

当時はインストラクター職も兼任しており、営業目線で勝手な操作マニュアルを作成して顧客に配ったりと、自分なりの営業スタイルを作り上げました。
営業ってその人らしくやれるので、実はどんな人にもできる仕事なんですよ。

それを時に厳しく、いや常に厳しく、見守るどころか「売れるまで帰ってくるな」と谷底に突き落とし続けたのが、当時私を引っ張った上司でした。彼は私から見て営業マンの神様みたいな、カミソリのように切れる営業でした。昔も今も到底彼の足元にも及びません。

彼から学んだことは、

「営業は信用をどこまで勝ち取れるかだ。その信用でモノを売れ」
「なにかが足りないと二度というな。全て揃っていれば貴方でなくても売れる。ないものを組み立てて売るのが営業でしょ」

色々思うところありその会社は辞めましたが、あの時の営業経験がなければ、経営者の私は存在していないと断言できます。

その全然優しくなかった鬼上司が、先日私を訪ねて加古川まで来てくださいました。今でも鬼で説教くさいけど、あの時と変わらず、話は超勉強になり、やっぱりカミソリでした!

●ビジネスは信用第一。
●責任と覚悟があるのが経営者。
●だけど、色々と頑張り過ぎて全部をダメにしてしまうな。

そんなメッセージと共に神様が、横浜土産といえばコレらしいで!とくれた「横濱ハーバー」。

私は子供の頃横浜市に住んでいたことがあり、その頃は「鳩サブレ」一択だった😆世代がばれます。

会社の女性社員の方のおすすめだそうです。
今も部下を育て、男女問わず慕われているんだろうな。

貴方の弟子は、ここで頑張ってます。

いつか、追いつけるといいな。
おこがましいけど、追い越せるといいな。

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