運を強くする④片づけ術(ダイエットにも応用できる)

今は自宅にいる時間を活用して、自宅と自宅時間のコンフォートゾーンを高く設定することができます。


人はホメオスタシス(恒常性維持機能)の働きによって、自分の設定した居心地の良い状態(コンフォートゾーン)を保とうとしますので、どんなに素晴らしい理想的な状態を設定したとしても、その新たなコンフォートゾーンにリアリティがなく、いつもの自分ではないと潜在意識が感じると、慌てて無意識がいつもの自分に戻ろうとします。


では、自分自身にとってのコンフォートゾーンとは、一体どのような状態なのでしょう。

そして、そのコンフォートゾーンとは点のような狭いものではなく、もっと広い範囲のあるものではありませんか?

そうだとすると、そのコンフォートゾーンの「今のまま」よりも、「もっと望ましい状態」というのが見えてくると思います。

そして、コンフォートゾーンを高く設定するとは、その「望ましい状態の自分」を設定しリアリティをそちら側につくっていくことです。


目標がないとどうなのかというと、

今の自分にとっては足りていると感じる状態で、安心できる状態でもあり、現状のコンフォートゾーンにあります。

一方、目標があると、

未来の自分にとっては足りていないと感じる状態で、課題があり、現実と目標には距離があって、エネルギーが生まれる状態です。


目標達成のエネルギーは設定した目標によってつくられますから、心から望む目標をまずは自分で設定することです。

現実と離れていることと、自分で設定することで目標達成のエネルギーが高まり、自分では到底達成できないほどの大きな目標であれば、その目標(ゴール)実現に必要な出会いや情報に気づくことができます。


以上のゴール理論を活用して、コンフォートゾーンを高く(例えば部屋がキレイな状態に)設定した自宅を考えてみましょう。


リビング・キッチン・浴室・クローゼット・引き出しなど、それぞれ目標を設定します。

収納には収まっていても、物が見つかりにくい状態の場合には、

①いつも使用するもの

②しばらく使用しないもの

③要らないもの

の3種類に仕分けします。

リモートワークの効率を高めたい場合には、

作業のしやすさを考えて、書類やパソコンの置き場所を選び、

①期限の短いもの/より重要なもの

②期限の長いもの

に分けます。

優先順位を決めるには、関連性のある物ごとに仕分けすることもポイントです。


物を減らす断捨離に対して、片づけは、有る物を機能的に使えるようにします。

このことは、ダイエットの原理と同じです。

体重を減らす減量に対して、ダイエットは、未消化物を減らし、代謝を高め、エネルギー効率を上げて、からだを健康にします。

健康で免疫の高い状態を目標に設定すると、ウイルス対策にもなります。



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