漫画を読む事と本を読むことの違いと考察
前回、日本人は世界のどの国の人よりも読書量が多いと書いた。日本人の多くは漫画を少年少女時代から読んでいるからである。世界中でそのような国は日本だけである。それはそれで、正しい。しかし漫画を読む事と本読むことは必ずしも一致しない。頭の中に物語や内容を記憶させると言う意味に置いて同等だか、本を読む事には頭の中のイメージを創造し想像させるという手間がある。これはマイナスになる場合とプラスに働く場合がある。マイナスになる場合は、著者が意図した正確なイメージと異なるイメージを作った場合だ。情報が多いほどより著者のイメージに近づく。逆に情報が少ない場合、イメージが離れてしまう場合も多い。小説などのイマジネーションを掻き立てる場合は問題ないが、ビジネス書などのより正確なイメージを伝えたい場合は漫画的なアプローチの方が良いことがわかる。漫画は映画やドマラに近い物と想定出来る。日本のコミュニティでチャット文化が人気があり、話し言葉のような短さは、漫画の文化から来ているのではないか?と推測することが出来る。もちろん、X(旧ツイッター)などのSNSもそう。Xの日本人ユーザーが世界で二番目に多いという統計が物語る。さて、本を読むことがプラスなるケースだが、人間の右脳と左脳の役割が異なり左脳で読解し、そのイメージを右脳で創造し想像させるという、両方の脳が活性化する。その為、その右脳の想像力を酷使することによって、実生活に置いても様々なアイデアや空想が思い浮かべるようになる。また、多くの文章を読むことにより構成や予測などか出来るように、表現力も豊かになりボキャブラリーが増える。なので漫画を読む事と本を読むことは似ているようでいて、違いがあることが言える。
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