見出し画像

まどさんとまちづくり【まち研メンバーだったころ】|自己紹介

ハートキーパーの会・事務局長のまどさんです。 ハーキーな社会(=生きづらさと楽しく共生できる社会の実現)を目指して書いてます✍️

金沢だからできた、市民目線のまちづくり系人材育成活動

建設コンサルタントになったまどさんは、上司からのお誘いで「金沢まちづくり市民研究機構」(まち研・市民研)という活動に参画することを決めました。

この活動は、大学がたくさんある学都金沢だからこそな素敵な市民の学び場でした。

いろんな大学の先生が、まちづくりのいろんなジャンルのテーマを出していて、そこに市民が10名くらいまでの参加をするオープンなゼミのような感じ。

観光、交通、多文化共生、コミュニティ、環境、歴史など、さまざまな専門の先生が参画してくださっていました。

私がいたのは金沢大学の川上光彦先生の「地域コミュニティ」をテーマにしたグループでした。

1年間で、テーマに沿った調査や視察、グループディスカッションなどを重ね、最終的に金沢市への提言として報告書をまとめ、市民目線のまちづくりの声を届けるという流れ。

9年続いたまち研のうち、7・8・9期のAグループのメンバーとして参加していました。ここで高木理事長と出会ってしまいました。

他にも、他社のコンサルの先輩だとか、他の職種の方とか、ここに来なければ会えなかった人たちと出会えました。

2週間に1回の会合でしたから、仲も深まりました。夜がミーティングだったので、その曜日は定時で仕事を終えて向かうという生活を3年間しました。

20代前半、電車通勤の独身、彼氏もいない時でしたから、そこに時間を使っていました。

終わってから高木ママが立ち飲みに連れて行ってくれて、飲んでから帰るという日々が懐かしいです。

研究したテーマ

7期と8期は「子育てに優しいまちづくり」を研究していました。

先生を含めば20代から50代?までいろんな世代が混ざっているグループでした。

7期は、女性は私と高木の2人だけ。子育てを経験した女性は高木ママだけでした。8期は他にも女性が増えましたね。

ベビーカーに見立ててキャリーバックをもって街中を歩いてみて、動きにくい場所や困ることを検証したりしました。

9期は、「コミュニティカフェ」について研究しました。当時ブームだったんです。サードプレイスとか自宅と職場以外の居場所というところ。

コミュニティカフェサミットを開催しましたね。

金沢でやってるコミュニティカフェに分類される活動やシェアスペースなどの方に参加していただいて、やっていることの紹介や、課題などを話題にディスカッションしました。

ここで勉強してきたことの実践で、高木ママが自宅でコミュニティカフェがスタートしました。

なので、私もその動向が気になって、たまに利用したり、運営してく中で相談に乗ったりして、一緒にいる時間が増えていったので、すっかり高木の娘の勘違いされるようになりました。

なので、途中からはまぁいいやと娘です。と答えるようになりました。

まち研で得られたもの

市民目線のまちづくりが、どうやって市政につながっていくかは、この活動を通じてわかりました。

不満や要望を言ってもすぐ変わらないと嘆く人もいますが、伝え方、届ける先、必要性、公共性など、いろんな要素の工夫ができることを知りました。

若気の至りモードな自分中心な私が、少しずつ社会人の立場や振る舞い、謙虚さも教わりました。

会社では新人なのでまだ担うことのない役割も経験できました。企画や場の運営、スケジュール管理、メンバー間の調整、資料や報告書作り、委託発注、視察の段取り、トラブル対応など、仕事にプラスしてコンサルスキルを磨くことができました。

この時代に出会った人たちには、本当に多くて、私の社会人としての土台を作っていただいたので、今はご縁が離れた方もいるけれど、感謝の気持ちでいっぱいです。

提言した研究成果は、既に現実となっている

まち研は、9期でラストを迎えました。必要な役目を果した、発展的解散ということでした。

約10年に渡り、本当にたくさんの《まちづくり市民》を輩出してきた組織です。市民協働に欠かせない担い手を育て続けたのです。

ほんとうにすごいことです。

私たちが提案したことのいくつかは、今となっては実現してます。

それがAグループのすごいところで、研究して終わりじゃなくて、それぞれの仕事や活動になって実現していきました。

高木ママはコミュニティカフェあひるの子を実践したし、他のメンバーも、まちなかでのベビーカーのレンタル事業、コミュニティカフェのスタートアップ支援の講師を務めるなど、その先の活動をされてます。

市民がハードルに感じる行政のことを聞ける場は、あひるの子やハートキーパーの会がその役割をしています。

人生はご縁の連鎖。

ハーキーの輪が広がり、日本中に愛と感謝とhappyが溢れますように⭐️

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?