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イベントふりかえり日記〜使った水はどこへいく?私ができるSDGs〜

2024年の夏休み。
ハートフルポートファミリーの声で夏休みにも子どもの居場所を開くことができました。
小学生夏休み自由研究応援企画としてはよこはま森の洗剤の方にご協力いただき「使った水はどこへいく?私ができるSDGs」を開催しました。

当日は集まったのは15名の幼稚園生~小学生親子。
一緒に、私たちが家でもできるSDGsを学びました。


お皿の汚れは取れるかな?!

【地球の水】
地球にある水がおふろ一杯分だとすると、私たちが使える水はティースプーン1杯分しかないことを伝えると、「こんなに少ないの?!!」と驚きの声があがりました。この比率は、恐竜がいる時代から現在まで変わらないので、人口がどんどん増えている今の地球では一人当たり使える水がとても少なく、水を大切に使う事は大事な事ですね。
水道水を流しっぱなしにしたら、どのくらい水を使っているのかを、牛乳パックを使って量る実験をして、流しっぱなしにしたらどの位の水を無駄にしてしまうのかイメージしました。量った水は捨てずに、カレーを食べた後のお皿洗いに使いました。

【水の循環】
私たちが使った水は下水処理場に到着すると、微生物の力を使ってきれいにされます。
その水は川や海に流れ、雲になって、山に雨が降り川に流れてというように、一度自然に戻ります。
さらに自然の水を、浄水場できれいにして、また家に戻ってきて私たちが使えるようになります。
これを「水循環」と呼んでいます。

このようなお話をよこはまの下水処理場(水再生センター)を紹介している体験探検ピカチュウ部!「すいどう・げすいどう編」の動画をみんなと一緒に見て、より詳しく下水道や微生物の役割を学びました。
みなとみらい近辺にはポケモンの絵柄の下水道マンホールが5か所あり、夏休みの自由研究で探してみるのも面白そうです。

【汚れとは?】
地球環境のためには、家から出る水の汚れをできるだけ少なくして、下水処理場の「微生物」に優しくするのが大切です。
カレーのお皿の汚れをみんなで見ながら、
「汚れってなんだろう?」
「人によって’汚れ’は違うね」
「食べた後のお皿の汚れはまだ食べられるの?汚れなの?」という問いかけをしてよこはま森の洗剤さんの考えている汚れとは、「その人が不要になったもの」だということを学びました。


食べた後のお皿を古紙や古布で拭き取りをする事で、家庭から流れる汚れを減らす事ができます。拭き取りも、ブロッコリーなどの野菜やパンを使う事でゴミも出ません。
今回は、みんなで一緒に食べた昼食時にカレーに添えてある大根やキュウリでお皿に残ったカレーをぬぐいながら食べました。


仕上げに布で拭きピカピカにして、前の実験で量った牛乳パックに入っている水を使ってお皿を洗う経験をしました。1リットルの水を準備しましたが、600mℓの水で19枚のお皿が洗えました。
災害時などの水がほとんど使えない状況に役立つ経験になったと思います。

【参加者の声】
・環境に良いことをしたいけど、何かをしたら良いか分からなったけど、食べた後のお皿の拭き取りをするだけで、地球環境の保全やSDGsの取り組みができるとわかって嬉しい
・食器洗いが楽になった

「親子で学ぶ」ことで家庭での会話や料理のお手伝いにの良いきっかけになると嬉しいです。

よこはま森の洗剤さん、ありがとうございました。


ハートフルポートでは子どもたちへの講習やイベント、体験を行ってくださる方のご提案を受け付けております。
未来のこどもたちにつなげる大切なことを楽しく学べる体験できる場をどんどん広げていければ本望です。

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