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足元の資源を生かす
教育現場では、学力向上、メディアコントロール、体力向上、不登校対策などに関して、新しいことを始めようとすることがたくさんある。
たとえば、学力向上のために宿題や自主勉強を増やす、家庭での学習時間をチェックする、メディアコントロールのためにテレビやゲームの時間を音読カードに書かせる、体力向上のために休み時間に走るランランタイムや縄跳びを行うピョンピョンタイムを設定するなどである。
何か新しいことを始めれば、事前の準備や事後の処理まで考えればどんどん仕事が増えていき、自分たちで窮屈な学校をつくってしまっているように思う。
今年度、体力向上の取り組みとして、校庭にもともとあった遊具を活用することにした。体育の時間に遊具を使った運動を取り入れたり、遊具を障害物と見立てて、障害物走を行なったりしている
。普段あまり遊具で遊ばない子どもたちも朝や休み時間、帰りに遊具で遊んだり、校庭を走ったりしている姿がたくさん見えるようになっている。
新しい物も大切だけど、もともとある物をしっかり活用すること、もう一度足元をしっかり見直し、教育活動にあたることが、今求められているのかもしれないなぁと思う今日この頃。
教師が遊具に目を向け、授業で活用しただけで、子供たちが遊具を使い始め、運動する姿。なんかいいなぁと思います。
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