営業について
皆さんこんばんは。弥生仁です。
僕は会計事務所で働いているのですが、少し前まで税理士が宣伝活動をするのは違法でした。
なので、この業界は自分達からお客さんを掴んでいくのが苦手な人がいるかもしれません。
僕は決して営業職ではありませんが、自社サービスを売らなければいけません。
商品価値>価格なら営業するまでもなく売れていきます。しかし、現実としてはそこまで商品価値というのは高くありません。
というより、お客さんに適正価格と思ってもらえません。
皆さんは漫画村って覚えているでしょうか。無断アップロードにより広告収入をぼろもうけしたあのサイトです。
もし、雑貨屋さんだったらたとえ店内無人でも商品をタダで持って帰りはしません。普通の人なら両親の呵責があります。
けれど、インターネットという特殊環境の中では漫画=タダという認識が広まってしまっていたのも事実です。
一度その概念…つまり「当人にとっての適正価格」が確立されてしまうとそれを覆すのは難しくなります。
では、僕の仕事、会計事務所に話を戻します。
会計事務所では毎月顧問料というお金を頂くことが多いのですが、諸費用も含めると安くても年額40万くらいになります。
これに対する反応は様々で、「やっす!」と言う人もいれば「高すぎる」と判断する人もいます。
簡単にお客さんを増やしたいならこの価格を下げれば良いだけです。ライバルよりも下げる。家電量販店のようにです。
しかし、価格競争で結局疲弊するのは現場の人間です。なので、本当は商品価値の方を高めたいのです。
なので、本当は営業にリソースを割くのではなく、商品開発、商品価値の向上にリソースを割くべきなんです。
けれど、現実的に早く確実に入金に繋がるのは営業の仕事です。なので強引にでも営業活動をした方が結果には繋がります。
営業活動をする上で、1番辛いのが商品価値の低いときです。
テレビで去年のカレンダーを凄腕営業マンは売ることができるか?!みたいな企画を見たことがありますが極論そういうことです。
商品価値が低くても売れるという悪魔的能力が必要な世の中なんです。
本当は、やりたくないですし、愚かだとも思っています。けれど、結果に繋げるために僕は押しの営業にシフトしていこうと思っています。
どういう変化があるかわかりませんが、1日1プッシュを心がけていきます。
ここまで読んで下さりありがとうございました!
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