謝れない人の奇妙な誠実さ、あるいは潔癖さ

 謝れない人って、「間違いを犯してはいけない(≒自分は間違いを犯さない)」「人を傷つけてはいけない(≒自分は人を傷つけない)」みたいな、ある種の奇妙な誠実さがあるよなぁと思った。


 逆に謝れる人は、自分は間違いを犯しうる人間であるし、思いもよらず人の地雷を踏んでしまう可能性だってあるし、自分の認識が必ずしも正しいわけではないと思っているわけで、
それを親鸞は悪人と言ったし、坂口安吾に言わせれば堕落になるわけだ。

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