全ワタシほぐす・ゆるめる計画 始動
わたしたちにはゆるむ時間が少なすぎる!
と常日頃思っています。
働き始めてから、「メシ・フロ・ネル」が一層好きになりました。
特にお風呂なんか、今まではめんどくさくて好きだと思ったことはなかったんですが(ちゃんと体は清潔にしてますよ)、社会人になってからというもの、わざわざガスと水道代がかかるのを承知で湯船にお湯を溜めて、別にシャワーでも問題ない、その間なんの生産的な活動もできないにも関わらず湯船につかることに、精神的な贅沢を感じるようになったのです。
なんでこの特別な贅沢でもない、むしろかなり基本的な欲求に近い「メシ・フロ・ネル」を有難がっているかというと、それだけ日中に気持ちを緩められない・気が張っている状態だからなのではと睨んでいます。
「ちょっと体に力が入りやすいので、それが筋肉の凝りや疲れやすさに繋がってるのかもしれないですね。もしかして性格的にも緊張しやすかったりしますか?」
というのは、わたしの通っている整骨院の先生のお言葉なのですが、多分これすごく当たっているんだと思います。
お仕事用のちゃんとしたデスクがあるオフィスより、一人用のこたつで床に長座して在宅勤務する1日の方が、ずっと体が凝らない。
つまり、良質なイスでは帳消しにできないくらい、外で過ごすことへの緊張と体の強張りが大きいんだろうなと思います。
そんなこんなで平日朝~夕方(時には夜まで)はド緊張で体をガッチガチにしながら過ごし、家に帰ってゆっくりできるかというとそんなことはなく、明日も巡ってくるド緊張の1日を迎え撃つためにもう戦は始まっています。
帰宅したら手洗いと同時にお風呂に湯を溜める、お湯が溢れないように急いで着替え、体重計に乗って一喜一憂、お風呂に入る、髪を洗う、つかの間の湯船、急いで上がる、体が干からびないうちにスキンケア、髪が広がらないうちに急いでドライヤー、洗い物が楽ちんで深く考えなくてもできる野菜と肉をすべてぶっこんだスープづくり、あぁついでに明日のお弁当も作らないと、食べたら急いで歯を磨いて、磨き終わったら一秒でも長く寝るためにベットに、…。
書いただけでげんなりしちゃいますね。
そもそも、さっきフロはリラックスできる場所であるかのように書いたけど、全体的にせわしなくてゆっくりできてるようにはあまり思えない。
日中も家に帰ってからもずっと緊張が続いて、いよいよもう心身が持たないよ!と思っています。
ということで、表題の通り、もっと生活の中で「ほぐす」「ゆるめる」時間を作っていきたいのです。
筋肉も、ずっと収縮していると固くなっちゃいますから、ストレッチしてほぐしてあげることが必要なように、
ちょっとふんばりたい時は勿論筋肉を固くする必要もあるかもしれないけれど、いざという時にしっかり筋肉を使えるように、伸ばせるときにしっかり伸ばして脱力できるようにしておきたいのです。
今からできる「ゆるめる」って何でしょう。
そう、思いつかないんですよね。
今の生活でも十分「社会でやってけるワタシにならなければ!不摂生はダメ!」みたいな保守的な傾向があるので、体をゆるめるためにこれは必須!アレはダメ!みたいにさらに義務を増やしてしまったら何の意味もないのです。
だから反対に不真面目な発想をしてみようかと。
まず時間があったら解決しますね。
5日の疲れが2日で取れるわけがないとはよく言いますが、実際休日が増えて、その分目覚ましをかけずに眠れる朝が増えたなら、単純に睡眠時間が増えるだけでなく、明日早く起きなきゃと思う精神的プレッシャーの軽減もできるでしょう。
休日という何をやっても許される時間が増えることで、「あれをやらなければ」という強迫観念に支配される時間もだいぶ減りますし。
そもそも人目に晒されないというそれだけでだいぶ心が楽です。
つまり平日にサボってしまえばゆるめる時間が作れますね。
というのは80%冗談で、でも20%本当で、
ずるをして怒られたりしたら余計にストレスたまるので変なことはしませんが、使っていいものは使って自分の生活をもっとほぐしていくことは大いにありかと思いまして。
例えば、家で作業する平日をつくることで、人目に晒されずに落ち着ける日をつくるとか、そういう健全な工夫とか。
わたしは「時間は作るものです。僕は留年して寝る時間を作りました」と言っていた大学時代の先生がとても好きなのですが、
わたしも自分の人生が快適なものになるように、自分の生活のかじ取りを工夫していこうと思います。
このほぐす・ゆるめる計画、また進展があったらご報告しますね。
ここまで読んでくれたあなたがだいすき!