何があっても 何もなくても 大丈夫

 好きなバンドが解散するまでは,
 好きな漫画が完結するまでは,
 来月推しの現場に行くまでは,
 来週ごはん食べに行くまでは,
 それまでは死ねないとか そういう気持ちも勿論あるけど,
短期的な目的でしか生きる意味を見出せないのもなんだか虚しくなってきた.

 短期的な楽しみのために生きているのは目の前にぶら下げられたにんじんを一心不乱に追っている気持ちになるので,
立ち止まってあたりを見渡せばにんじんの他にもおいしい木の実や果物があることをいつでも思い出して,安心感を持ちながらにんじんを追いかけたい.

 好きだったものが終わってしまっても,特別なイベントが何もなくても,
何があっても 何にもなくても 大丈夫.

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!