BILLIE IDLEⓇ「MY WAY」 アキラちゃんの歌詞は元気でメルヘンで可愛い

 MY WAY,自分が初めて見たBILLIE IDLEのライブ映像はこれの初お披露目の時のものだったので,個人的に馴染みがあってすごく好きな曲です.


一人帰り道 空をみる
今夜は星がよく見えるそうで
キラリと光る流れ星は
願いを叶えてはどこ行くの?

深い青の世界
明日には違う景色がいて
色とりどりの灯り
虹彩に写してみる

逸らしたりしないで 眩しい位が丁度いい
淡い空へ どこまでが空なのか 分からないな
二人で ひとつでもさ足りないとさ
Go my way 君に叫ぼう

息が足りなそうな 坂道は
終わりが見えるから歩けるね
わたあめ溶かした雲は今
金平糖みたいな 星 映し出すの

ため息が 双子星
幸せ 苦しさ はんぶんね
言葉は通じなくても
笑顔にはなれるんだよ

止まらせたりしないで 止まっても明日きちゃうから
恐れないで わからずやだななんて 言わないよ
二人で そのまま進んでいけばいいよ
側で 君に叫ぼう

明けない夜などないという
迷信なら本当に迷惑で
夢なら醒めないでよという
夢でうまく行っても しょうがない

逸らしたりしないで 眩しい位が丁度いい
淡い空へ どこまでが空なのか 分からないな
二人で ひとつでもさ足りないとさ
Go my way 君に叫ぼう

 この難しいサビをさらっと歌えちゃうのがBILLIE IDLEです!!!
 ビリーはみんな歌上手いからこんな感じのサビに高音が来て難しい曲多いよね.

 この時のモモセちゃんのちょっと短めでウェーブかけた髪型すごくかわいいですよね.
 LAST ORGYのリリイベの時もこんな感じの髪型で,特典会の時に髪型めちゃくちゃ可愛いですって言ったらありがと~って返してくれて,毛先を指先でつまんだポーズでチェキを撮ってくれたのをずっと覚えています.



 メロディーは勿論なのですが,モモセちゃんの妹でありみんなの親戚担当のアキラちゃんによる作詞が本当に可愛いんです.

 個人的には特に
キラリと光る流れ星は 願いを叶えてはどこ行くの?
わたあめ溶かした雲は今 金平糖みたいな 星 映し出すの
ため息が 双子星 幸せ 苦しさ はんぶんね

というフレーズが好きです.


 「願いをかなえてくれるもの」と人間目線でしか見たことなかった流れ星について,「あなたは願いを叶えてくれるけれどその後どこに行くの?あなたの願いは誰が叶えてくれるの?」と夜空目線(?)で問いかけているのとか,

 ふわふわのわたあめに小さくてカラフルな金平糖が抱かれているイメージとか,

 思わず吐息がもれてしまうような感情を一対の双子星にたとえるところとか,

なんでもない現実を優しく可愛らしくロマンチックに描いていて,この詩を書いた人は人はなんて綺麗な心の持ち主なんだろう!と本当に感動しました.
 今でもビリーの歌詞の中でも随一の名詩だと思っています.


 「ため息が~」の振り付けではモモセ姉妹が2人でハートを作っているのも本当にかわいい.


 個人的にビリーらしいなと感じる曲の作詞はウイカちゃんアキラちゃんが多いのですが,アキラちゃんは特にロマンチックで,夢見る乙女みたいな豊かな想像力が垣間見える歌詞なのが本当に素敵だなと思います.
(ウイカちゃんの作詞は「P.S.R.I.P」が特に好きでいつか語りたいのですが,まだこのクソデカ感情を上手く言葉にできていないのでもうしばらくお待ちください)

 アキラちゃん,すっごくかっこいい女の子なんです.背が高くて,低~中音域のしっかりした強い歌声が本当にかっこよくて.
 そんなかっこいいアキラちゃんがこんな乙女チックな詩を書いているのが,可愛くて,なんだか友達みたいに話しかけたくなる魅力があって,
その親しみやすさが”みんなの”親戚担当と呼ばれる由来だったりするのかな,と思っています.



 MY WAY,ビリーのラストライブの最後の曲なんですよね.みんなの最後のパフォーマンスがこの曲なんだと思うと,また違った意味を帯びてくるように思います.

 前も書いた通り観に行った時は本当にステージが見えなかったんだけど(アイドルのライブ舐めてた),後から配信で観たらみんな目が潤んでいて胸が締め付けられました.
 ステージが遠いからじゃなくて,みんなのパフォーマンスがいつもと違わず完璧だったから気づけなかったよ.


 あの時は半径1m以内まで近づいてチェキを撮れたり,あんな3密コンプリートの環境でライブができたりと,今思うと考えられない環境だった.ほんの1年ちょっと前なのに随分遠い所まで来てしまった.
 ライブ会場のマイナビBLITZ赤坂も閉まっちゃったもんね….

 ビリーは生歌やライブが輝いているグループだったから,コロナ前の思う存分ライブができる環境で活動のゴールテープを切れたんだと思うと,それはすごく有難いことだったのかもしれない.

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!