2021年1月27日(水) 自分で自分を殺さなければもう少し心軽く生きられるかな

 英国王のスピーチという映画がありまして,
(実はこれ途中までしか見ていなくて,全部見てない映画を語るのも申し訳ないのですが,)

 主人公のジョージ6世は吃音を抱えているのだけど,自分の声が聞こえないくらいうるさい場所でスピーチしたらスムーズに話せていた,というシーンを思い出した.


 自分は駄目なんだと,わざわざ自覚しに行かなければいい.

 思えば,嫌な出来事が起こることよりも「もし嫌なことが起こったらどうしよう」という自分で生み出した強迫観念に日々怯えていた気がする.
 「ちゃんと出来なかったらどうしよう」と怯えて体が縮こまるせいで,出来ていたことも当然上手くいかなくなる.

 自分で生み出した妄想が一番怖いなら,わざわざ妄想を作り出そうとするのをやめればいい.
 まあそれでやめられたら苦労はないんだけど.


 人からどう見えてるかとか,間違っていないかとか,いちいち自分を批判的に見ることをちょっとさぼったら,
進むのが楽になって,思いもよらないところに辿り着けるのだったら,それってちょっといいな.

 自分を立ち止まらせているのは,逐一自分で自分を振り返って,いかに出来ていないかを確かめたがる自分自身だったんだろうか.
 わからないけどちょっと頭に留めておきたい.


 自分で自分を殺さなければ,案外心軽くどこへでもいけるのかもしれない.

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!