2022年1月31日(月) 金子みすゞあんまり読まないけど、月日貝は好き

 100分de名著は今月金子みすゞでしたね。

 この番組が好きなのでせっかくだからと見てみたのですが、回を追うごとに心がもやもやしてきて、やっぱりわたしには金子みすゞの詩が分からないという結論に至りました。


 なんでしょうね、なんか怒られてる気がしちゃうんですよね。
 重箱の隅をつつくような妙に現実味のない細かいことを言って(人はそれを繊細と呼ぶのでしょう)、それに気づかない読者であるわたしは責められている気がして。

 あーハイハイすいませんね、海の魚がかわいそうとか今まで思えなくてすいませんね、おいしく食べちゃってすいませんねハイハイハイハイ、という気持ちになる。

 あとシンプルに「ごちゃごちゃうるせぇな」ともしばしば思う。魚食わねぇと生きていけねぇんだようるせぇな!みたいな。すいません。

 みすゞの詩が分からないわたしにはきっと繊細な感性がないのでしょう。今流行りのHSPでもないでしょう。もうそんなに流行ってないか。

 あと番組で震災の時に金子みすゞの詩が日本を照らしたみたいな描き方されててこればっかりはハァ~~~~!?!?と思いました。
 いや企業が自粛してACのCMしか流せなくなっただけだし…。


 わたしの感想はこんなですが、100分de名著で解説してた詩人さんや矢崎節夫をのように何かしら感動するものを見つける人もいるのですね。

 月に吠えらんねえの作者の清家雪子先生とかみすず好きなのかな。どんな金子みすゞ評をされるのか気になる。


 金子みすゞはそんなになわたしですが、この歌だけはとても好きです。


ここまで読んでくれたあなたがだいすき!