勢いに乗ること、勢いだけで動かないこと

 毎朝5時45分に起きること、プランクを合計3分すること、朝ごはんを食べる時間はないこと、平日5日間は朝早く家を出ること、お昼は自分で作ったお弁当を食べること、太陽が沈んでもまだ家には戻らないこと、一秒でも長く寝るために必死でお風呂に入ること。

 年末年始のお休みがきっかけでその一連の流れが一時停止して、今までどうやって生活していたかをすべて忘れました。


 今から思えば、毎朝5時45分に起きることとか、平日は5日間連続で遅刻してはいけないこと・夜まで家に帰れないこととか、日曜夜の緊張とか、正直とても大変だなぁと振り返ってみて思う。
 そしてその大変な行為は、今までもこれからもやり続けるというルーティーンになっていて、その一連の流れが作る勢いに乗ることでどうにか続けてこられたんじゃないかと思います。

 ルーティーンという一連の流れが作る勢いは、日常を生き抜くためのブースターです。


 一方で、勢いに流されたままの頭を使わない生活に慣れてしまうと、何か辛さを覚えても改善するために頭を動かすことができなかったり、いつもと違う行動をする勇気がなくなってしまったりする気がします。

 今回ルーティーンから数日間離れてみた結果、自分の視野や考え方が思いもよらない明後日の方向に向かい出していたのに気づいた。
 行き当たりばったりに生きるのは好きだけど。そんな考え方で生きていきたくはないなぁ、と思うような考え方に近づいていた。

 だからきっと、こうやって定期的に環境を変えて、自分の普段の生活がどこに向かっているかを内省するのが必要だなぁと感じるのです。

 勢いでやっていた行為を、流れを止めて頭で思考しながらとらえなおしてみる。
 その行動がわたしの心にどんな振動を与えるのか。わたしを何者にするのか。

 勢いの中にいるのと外にいるのでは、案外見え方が違うようで。
 できることなら、いろんな見え方を収集しておきたいものです。

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!