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HEARが教える!~怪談を怖く読むコツ5つ~

ひあひあ~!
「声で”好き”を発信したい人」のための音声投稿サイト、HEAR(ヒアー)公式です。

8月公式企画『夏だ!ホラーだ!怖い話特集』開催!

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HEARでは明日から8月の公式企画『夏だ!ホラーだ!怖い話特集』を開催!

暑~い夏を涼しく過ごすためにも、みんなで怖い話を楽しみませんか?

とは言っても
「怪談なんて読んだことない!」
「怖く読むのって難しそう…」
という人もいますよね。

でも安心してください。コツをつかめば誰でもゾクッとするような怖い話ができちゃうんです!l
というわけで今回は怪談を怖く読むコツ5つをこっそり教えちゃいます~!

1.緩急をつける

怪談を読む上でまず大事なポイント…それは緩急!!
読むスピードや声の強弱、音の高低を意識してメリハリを付けてみるとそれだけでぐっと怖いシーンが引き立ちます。

例えば、物語の中でここが一番怖い!というヤマの部分。
そこに差し掛かる前はじ~っくり間を取ったりゆ~っくり語ってみたり、声もいきなりささやき声にしてみるとか!

「一体何が起こるんだろう?」というドキドキ感に、お客さんは目が離せない…いや耳が離せなくなるかも!?

2.あえてギャップをつくる

突然ですが、落語の「枕」って知ってますか?
枕とは落語本編に入る前の導入部分のことで、お客さんを引き込むための小話のこと。
上手な落語家さんだと「あれ?いつの間に本編に入ったの?」と分からなくなるぐらい枕と本編の境界線がなく、お客さんが自然と話に聞き入っていくんです。

このテクニックを怪談にも応用してみましょう!
さっきの緩急の話ともつながりますが、怖い話だと思わせないようにあえて明るく語り出して、少しず~つ神妙な雰囲気を出していくことで「あれ?普通の話だと思ったらなんだか怖くなってきたぞ…?」と聴く人の予想を裏切ることができます!

日常から非日常に変わっていく不気味さを演出できますね!
最初から怖い雰囲気たっぷりで読むのも良いけど、たまにはこんなやり方も面白いかも!

3.気分を出せるようにしてみる

以前、とある声優さんがアニメで運動会の話を収録した時に「アフレコ前日に50mダッシュをして走る感覚を取り戻しました。」とツイッターでつぶやいていました。

こんな風にマイクに立つ前に実際に体を動かしながら台詞を喋ってみたら気持ちが乗る…ということがあります。
それと同じように、環境を変えてみたら気分が出てイメージがふくらむということも!

夜中の静かな時間に読んだり…(近所迷惑に注意)

ろうそくの明かりだけで読んだり…(火事に注意)

真っ暗な部屋のすみっこで体育座りして読んだり…(家族に驚かれないように以下略)

とっても臨場感あふれる音声になりそうですね。
だまされたと思ってたまには形から入ってみてください!
(本当に出ちゃったらどうしよう…笑)

4.視点を決める

コツも分かってきて「さぁ実際に怪談を読んでみよう!」となった時。あえて自分以外の誰かになりきって読んでみるのもひとつの手!

例えば"主人公が幽霊に殺される怪談話"を読む場合。

「幽霊目線だったらオチのところでニヤリと笑ってるかも…!最後はあえて不気味な笑顔で読んでみよう」

「実は語り手は"亡くなった主人公の彼女"って設定にして読んでみよう。悲壮感たっぷりになるかも!」

って感じで、同じストーリーでも語り手が誰なのかによって表現も変わります!

設定を付け加えるだけで物語にぐっと深みが出るし、こういうのって自分の中で意識してみるだけで、不思議なことにいつの間にか表現に乗っていくので、意外と聴いている人にもちゃーんと伝わります。
聴き手も「はっ!これ実は語り手って幽霊だったの…!?」と気付いちゃったりしてもっと楽しんでもらえるかも!

5.他の人を参考にする

ここまで読んでだけど「頭では分かってもなかなか上手くいかないよー!」と困っているそこのあなた!
まず自分で読むのはいったん置いておいて、他の人の怖い話を探して聴いてみるのはいかがでしょう?
そして「この人上手いなぁ」「この怪談怖い!」と思う投稿があればちょっとストップ!
振り返ってどこで怖いと思ったかを分析するとたくさんの発見がありそう…!

HEARでも「怪談」「ホラー」「怖い話」などのキーワードで検索すればたくさんの投稿が出てきます。
ぜひ色んな人の表現を参考にして自分の表現に取り入れてみてください!

おわりに

今回紹介した5つのコツ。ちょっと試してみるだけで普段とはちがう色んな表現が楽しめそうですね!

そしてまだまだ奥が深い怪談の世界。きっと他にもコツがあると思います!
ホラーが苦手な人もそうでない人も、これを機に自分だけの怖い読み方を見つけちゃってください!

8月の公式企画への投稿、お待ちしてまーす!!!

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