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冬の土は白くてふわふわ~図解でよくわかる「土壌微生物のきほん」~P18


微生物と人間は同じように地球上で生きている。

私たちは Kingdom Animalia に属している生物で、生き物として地球上にある空気を吸うことで生きることができている。

空気を吸わないでいたら生きていられない。

それに対して、微生物は空気を吸っていきている微生物と、空気を吸わなくても生きていける微生物と。


空気があると生きていけない仲間がいるという。


空気というとイメージしやすいと思い言い換えてみたが、厳密にいうと「酸素」があって生きていける仲間と

「酸素」があると生きていけないとその中間の微生物の仲間がいるというのである。


「酸素」があると生きていけない、、、、のところを読んでいて「え~~~~」っと思った。


土について知りたくなったらこちらの本がオススメ、とてもきれいな図とともに、土壌生物について学ぶことができます。



生物学的に明確な用語も用いて整理整頓してみたい。

酸素のある環境で生育する微生物


・好気性菌


酸素が存在しない環境で生育する微生物

・嫌気性菌


**その中でも酸素があると全く生育できない

・絶対的嫌気性菌

***その中でも酸素があってもなくても生育ができる

・条件的嫌気性菌



そしてなぜ同じ地球上に生きる仲間なのに、酸素があると逆にいきられないという仲間がいるのか。

それは、土壌の中には場所によっては酸素の濃度が違うから、酸素が全くない場所でも生きていける微生物の種類というのがあるのだそう。


ここで、毎朝ベランダ菜園用にせっせと作っている「つちたま」に想いを馳せる。


ベランダにある土は空気がたっぷりはいって、「発酵」している土なので

「好気性菌」だ。


微生物をぎゅっと詰め込んだ「つちたま」の材料

そのまま土は必要で、


*黒土 

*もしくは野菜を育て終わった入れ替える予定のプランター土
(その土地にいる微生物がすでに住んでいる可能性があってよいそうです)


*水

*米ぬか


生ごみをたい肥にするためには、「発酵」の力を借ります。

その「発酵」の力のもとである微生物をぎゅっと土で発酵の状態にしたものが「つちたま」です。

台所の素材をふわふわにしていってくれる、力の元で、一緒に心を通わせてくれる感じがするので

こころ=たましいっぽいイメージがどうしてもあるので、「つちたま」と呼んでいます。

参考書では「土の種」と呼ばれています。

「新カドタ式生ごみで土づくり」
 
書店でオススメしています。



新年に作り始めた「つちたま」の土嚢をあけてみてみました。


そしたら、ふわふわの綿菓子みたいな白いカビが土の中に育っていました。

本当に綿菓子みたい、、食いしん坊にもほどがあるけど口にいれてみたら

きっと甘いのではないかという思いが脳裏を通りすぎていきました。

(食べてませんよ・・・・)

フル(・_・ 三・_・)フル フル(・_・ 三・_・)フル



夏には水分があっという間にぬけて、げんこつでゴツンとしたぐらいでは

まったく崩れないぐらいカチコチになるこの「つちたま」。


冬の寒い気候の中のほうが冷たくて固いのかと思いきや、白い綿菓子のようなカビが土を包み込んでいて柔らか。


見た目も柔らかだし、手触りもしっとりとして柔らか。

冬は土の近くにいくととても気持ちが穏やかになることを初めてしりました。


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