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HEALTHY HARMONY
2017年10月27日 20:52
【糖尿病塾】: 老化・アンチエイジング誰もが歳を取ると老化しますが、好んで老化したい人はいませんよね。アンチエイジングは美容に限ったものではなく、体全体の細胞レベルでの健康と深く関わっています。近年様々な研究の結果、老化の正体が明らかになってきました。現在、老化の原因は二つあるといわれています。「酸化」と「糖化」です。・「酸化」は活性酸素による「体のサビ」・「糖化」は「体のコゲ」
2017年10月23日 13:39
【糖尿病塾】:糖尿病の治療やダイエットをするときに一番重要なこと。とてもシンプルなことです。今回はAさんを例に説明しますね。◇例:会社社長のAさんAさんは明るく気さくな人柄で、飲み会などのお誘いが絶えません。体格は横にも縦にもかなり大きいです。ある日近くのクリニックの採血で高血糖とHbA1cが10%であることを指摘され、糖尿病外来にいらっしゃいました。
2017年10月17日 13:56
今回は改めて糖尿病ってどんな病気か、振り返ってみました。先日、知人と話している時こんな一言が飛び出しました。「糖尿病は治らないから。」確かにその通りなのですが、何となく違和感を感じたので印象に残ったのです。というのは、変な話、私自身は糖尿病外来で診療していますが、糖尿病の患者さんを「病気」だとか「病人」とはほとんど認識していなかったのです。(実際はすい臓の機能が落ちていますから、病気
2017年10月13日 11:07
今回は前回に続いて健診の検査についての質問にお答えしています。皆さんが当たり前のように受けている検査の意味を分かりやすく説明しますね。◇心電図心臓は筋肉が筒状になったもので、血液を全身に送り出すポンプの役割を果たしています。心臓の筋肉は、内部で電気信号が作られて心臓全体に伝わることで、収縮と弛緩を繰り返しています。ざっくり言うと、心電図は電極を心臓の位置に沿って皮膚の表面にいくつも貼り
2017年10月11日 10:12
今回はこのようなご質問を頂きました。Q:健診の糖代謝の項目にある「HbA1c」と「血糖値」の違いは何ですか?どちらも糖尿病に関してとても大切な数値です。今回はこの二つについてまとめてみました。少し難しいと感じられるかもしれませんが、できるだけ簡単に説明してみましたので、気楽に読んでくださいね。◇血糖値血糖とは血液中にどれくらいの糖があるかを示した数値です。血液中の糖は、細胞に
2017年10月6日 13:19
今回は、日常でよく見かける薬による血圧や血糖値が下がり過ぎている状態について説明します。誰でも始めから大量に薬を飲んでいた訳ではなく、診察の過程で必要と判断されて増えていったものです。それらをいくつかの例を挙げながらご紹介致します。あなたはどう感じますか?症例1:Aさん 50代女性Aさんは糖尿病、高度肥満のほか、高血圧、脂質異常症、甲状腺機能低下症、自律神経失調症などの病気をお持ち
2017年10月3日 14:27
前回は体編をお伝えしました。今回は食事編です。糖尿病やダイエットに効果抜群ですから、気づいた時にすぐにできる簡単なことを地道に続けていきましょう。食事は更に簡単です。糖質の少ないものを好きになることです。おやつや小腹がすいた時、普段のおかずに加えるのに最適なお勧め食材をご紹介します!いつもストックしておくといいですよ。
2017年9月27日 13:20
今回はダイエットやメタボの改善、糖尿病対策。 今やらないでいつやるの? いつかやろうと考えているなら、今が最良の時です。 ボ~ッとしていると年々体は衰えていきますから。体が軽くなり体力が上がると活動量や生活の質が変わります。考えや好みも変わり、人生の展開も変わります。今回は、今!やるヒント<体編>をお伝えしますね。糖質を減らしてきちんとタンパク質を食べると、筋力が付きスタミナが
2017年9月22日 13:08
ダイエットをして「何だか体調が悪い」「疲れやすい」状態になっているならば、やり方が間違っています。 糖質制限で間違いやすいポイントなどを一緒にみてみましょう! 私の古い友人、45歳女性から相談を受けました。 ダイエットを始めたけど、体がきついだけで痩せない…どんなダイエットをしているのか尋ねると、カロリー計算をして記録をつけているとのこと。 カロリー制限で痩せるのは、難しいです。
2017年9月16日 10:34
「痩せているのに糖尿病になった人の方が、太った人が糖尿病になった時より、糖尿病の状態は深刻なんでしょうか?」という鋭い質問を頂きました。ここはいつも悩ましいところなんです。今回はその辺を説明させて頂きます。糖尿病になるのは太っているせいだと間違った認識をしている方も多くいますが、全くそうではありません。中肉中背だったり、痩せていたりしている方でも糖尿病になっています。そういう方
2017年9月12日 14:59
年齢を重ねてきて、健康にも気を遣うようになってくると、自分の身内の中に糖尿病を患っている人がいる事が気になりだします。今回はまさにそのような人から「身内に糖尿病が多いのですが、私も気をつけた方がいいでしょうか?気をつけるとしたらどんな点でしょうか?」というご質問を頂きました。糖尿病は家系的な問題なのか?逃げられないのか?今回はどんな方が糖尿病になりやすいか、また、劇的に回復し
2017年9月8日 16:14
糖尿病は治らない病気とか、自覚症状がない病気とか、合併症が怖いとか言われます。実際の医療現場ではどのような事が起きているのでしょう???患者さんと医師の一生のお付き合いになることも多い糖尿病外来ですが、残念ながら他の科をご紹介するケースもあります。腎臓の機能が悪化して、優先的に腎臓の管理をしないといけない時です。腎臓の機能が落ちたらどんなことが起こるのかなどをご説明します。
2017年9月5日 16:20
運動していれば大丈夫でしょ? サロンのお客さんから「僕は運動しているから、糖質制限は必要ないと思うのですがどうでしょうか?」という質問を頂きました。運動と言ってもどの程度なのか、頻度や強度も分からないのでいくつか質問をし、状況を確認して回答させて頂きました。最初に結論。厳密な糖質制限の必要はありません。でもゆるい糖質制限は、ぜひどうぞ~。その理由をご説明しますね。
2017年9月1日 14:18
サロンのお客さんとの会話でこのような事がありました。 お客さん: 「血糖値を下げるには糖質制限しないといけないでしょ?」 「そうなると炭水化物を少なくして、野菜中心の生活にすればいいんでしょ」 医師: 「野菜だけとれば良いというのは誤解ですよ。エネルギー不足になるので、もっとタンパク質(など)をとる必要があります」 「例えば卵をサラダに入れてたくさん摂ってくださいね」