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【3月26日】デトックスして気づいた

ある女性に、話を聞いてもらった。いろんな人に聞いてほしいけど、内容が深すぎて、いろんな大人の事情でそう簡単に話せなくて、でもかなり強靭に私の中で凝り固まってしまっていたことを。
その女性はたくさん共感してくれた。一緒になって、いっぱい怒ってくれた。それだけのことがこんなに心強くて、涙が出るくらい安心するなんて思わなかった。共感が大切だって、実感した。

別れて外に出ると、すっかり春の日差しの中、驚くくらい私の中身はスッキリしていた。これぞ、デトックスなんだって思った。
それだけ、ストレスが溜まっていたんだなと知る。のんきに平和に幸せに生きている、そう自分で思っていたのにな。ああ、ストレスって本当にあるんだなあ。そして、目に見えないんだなあと思う。
もっと自分のストレスに敏感でなければ、いつか病んでしまうかもしれないなんてことも思った。
もっと自分自身を大切にしよう。

今日、深いところで「こう思っていいんだ」「このままじゃ、やっぱりよくない」と思えることがあった。
今日、表面上は昨日までと何も変わらない。でも、そう自分で認識したのだから、立派に一歩踏み出している。

今まで夢を叶えたい、あれがしたい、これがやりたいと思ったら、それに向かってがむしゃらに突き進んだ。それはやり方や方法が明確だったから。
今、心の中にある「あれがしたい」「これがやりたい」はまだぼんやりとしたイメージだけしかない。そのイメージにどうたどり着くのかもわからなくて、しかし、その道のりはきっと困難だとだけ最初からわかりきっている。

そのことに最近、尻込みして見ないようにしていた。「そうなればいいよね」「こんなことがあればいいのに」……想像しては羨ましがるだけ、それを持っている他人を見れば妬むだけだった。

このままじゃ、私の人生が腐っていく。
いろんな方法があると思う。模索して、とにかく動いていくしかない。

その女性と会った帰りに、スーパーに立ち寄った。壁にはめ込まれてある鏡に映った私は、いつもより軽やかで明るかった。この先も鏡を見る度、こんな顔をした私と出会いたい。

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