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DUNE Part2みた

3/15公開のはずなのにもう観れました!
DUNE Part2!!我が街にIMAXを作ってくれてありがとう!!!!!

進撃の巨人とゴッドファーザーを掛け合わせて、ダークSFで割った最高映画!!!!!

諫山創先生はDUNEの原作読んでますね。確実に。


(以下本作と進撃の巨人のネタバレを含みます)


前作同様、暗くて無機質な建築、不気味な衣装、どう見ても極悪な敵キャラ、重厚な音楽。これだけで最高。

家のテレビでは味わえない、IMAXの迫力を存分に楽しめます。

1作目は悩むティモシーを大画面で観続ける2時間半ですが、本作も前半はほぼ同じ。

ずっと悩んでるティモシーですが、顔が良いので余裕で見てられます。

そこまでを全部フリにして盛り上がるのが、悩みを吹っ切り覚悟を決める集会のシーン。凄いです。ティモシー腹の底から声出てます。

このティモシーが指導者としての覚悟を決める過程、「独裁は為政者だけによるものではなく、大衆もそれを望んでいる」みたいな話を思い出しました。まんまそんなことを言ってるセリフもありましたし。こういう時、ちゃんと社会科の勉強しとけばよかったなあとか思います。

ゴッドファーザーとDUNE

劣勢からファミリー一団となり暴力で権力握るの、完全にゴッドファーザーですね。

「オイ、前半でお前はフレメンの血縁じゃないって言われてたぞ」と思ったあなた!思い出してください!!集会のシーンでティモシーが上げた名乗りは「ポール・なんとか・アトレイデス」でしたね!!!

あの瞬間、ポールはアトレイデス家当主として、フレメンを完全に支配下に置いたわけです。君たちの文化を学びたいみたいなこと言っときながら。

このレイヤーがある分、ゴッドファーザーよりさらに暴力性は増してると言えます。

というかこのPart2、序盤はティモシーが弱い立場なので忘れがちですが、そもそもめちゃくちゃボンボンですよね。

暴力で権力を手にするも周囲の人々が去り、ポールは孤独を感じ、最終的には失脚するでしょう。もう完全にゴッドファーザー。

進撃の巨人とDUNE

ポールの孤独、についてですが、2作通してポールを苦しめていたのは、「未来を見通す力」でした。この力は生命の水を飲み覚醒し、ポールは1人ジレンマに苦しみます。

これ、完全に見たことありますよね。

エレンです!!!!!!!!


生命の水は進撃の巨人の髄液。
どちらも未来を見通す力を得、誰にも理解されない孤独に苦しみます。

エレンは歴代の進撃の巨人の記憶を見て、島の名誉挽回のため、自分が悪者になって地鳴らしを起こし、ミカサに殺されるみたいな話でしたよね。

part1ではティモシーはゼンデイヤに刺し殺される未来を予知してました。

となると、part3(があれば)では、まずフレメン達が全勢力を敵に回し、ティモシーにより大戦争が起こり、ティモシーを殺したゼンデイヤが英雄となる、、?

生命の水を飲んだ時点でその未来が見えたから、フレメンを率いる決断をしたわけですね。

やけにゼンデイヤに愛してるって言ってたのも、全てはゼンデイヤのためやでという伏線。

さらに進撃に近づけるなら、ティモシーが砂虫と一体化して、砂虫の中でゼンデイヤが首を切り落としてキス、ですね。

もう僕にpart3撮らせてください。

あるいはティモシーエレンとゼンデイヤミカサで進撃を実写化してください。

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