見出し画像

「腸活」とよく言われるけど、実は腸を育てる「腸育」がもっと大事!

生活している中で、下記のようなことは経験ありませんか?

・急にお腹が痛くなる
・毎日、お通じがない
・下痢をしやすい
・無性にお菓子やパン、麺類が食べたくなる
・夕方になると、だるくなる
・肌につやがない、潤っていない
・寝つきがわるい
・朝、すっきり起きれない
・イライラすることが多くなった
・やる気がでない

実は、これらは全て「腸の状態」が影響しているんですよ!

腸はカラダの中でも最も大事な臓器の一つです。人間を木にたとえると、木は根っこから水分と養分を吸収して葉を茂らせ、花を咲かせますが、その「根っこ」の部分が腸にあたります。しっかりとした根であればあるほど木は成長し、キレイな花や実が付くのと同じように、人間のカラダもしっかりとした「腸」を育てることで、自分に必要な栄養を摂りいれることができ、さらに不要なものをカットしてくれます。

そんな「腸」は「免疫システムの本拠地」ですので、腸機能を高めることが非常に重要になってきます。ポイントをまとめてみると、下記のようになります。

◎腸の役割

・食べたものを消化吸収します
・カラダや脳に必要な栄養を摂り入れます
・カラダや脳に不要なものをカットしてくれます
・カラダの中で最大の免疫力器官(体の免疫力の約70%が腸)
・幸せホルモンであるセロトニン(体内の90%)を腸で作り出します
・カラダの働きを助けるビタミンを合成します
・ストレスに強くなるよう体調を整えます

ところで「腸活」という言葉をよく耳にしますが、腸活は、善玉菌を増やして悪玉菌を減らすことで腸内環境を整えること。そして腸内細菌を「育てる栄養を摂る」ことや、腸内細菌や消化酵素を補うことを指しています。

でも「腸活」には、腸を作ったり育てたりすることは含んでいません。むしろ大事なのは「大切な腸を大切に育てていく」ことなんです。

そのためには、優秀な腸管を作るための栄養素を摂って、腸管の「エネルギー」となる「栄養」をしっかり摂ることです。具体的には、タンパク質、ビタミン・ミネラル、脂質、水分などの摂取です。

そして、腸をより元気で強いものにするためには「コラーゲン」が重要になってきます。コラーゲン繊維とはアミノ酸が糸のように撚られて作られたもので、美肌を作ることでもよく聞かれると思います。実は腸は肌と同じ構造をしているので、コラーゲン繊維がしっかりしている必要があるんですね。また、しっかりしたコラーゲン繊維を作るためには、タンパク質だけではなく、亜鉛やビタミンCなども必要になってきます。

そして「健康な腸」を育てることから生まれるメリットは、カラダに必要な栄養の量というは人それぞれですが、十分な栄養を摂取しさえすれば「必要な栄養分だけ吸収してくれる」ので、食べたらあとは全て腸にお任せ、というカラダになってくれることです。どういうことかというと、必要以上の食事量を摂ってしまったとしても、不要なものは便として排出してくれますし、加工食品などに含まれる食品添加物の毒性からもカラダを守ってくれる、ということです。そして、これは減量するためには絶対に欠かせない要素なんです! 腸を育てることがダイエットを行う上でも、いかに大切か・・これは実践してみると本当に身にしみて分かります。

私達は自分が摂ったもので自分のカラダを作っていますので、要らないものは出来るだけ避けて、必要なものは充分にしっかりと摂るよう心がけたいですね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?