価値がないなんて、言わないで
2019.1.29 メルボルンにて
メッセージのお返事も遅め、効率もそんなによくない。
でもそれって個人の特徴であって、いいじゃない?それぞれで。
前世は、ナマケモノなのかな?
無理して次世代に迷惑かけるようなオシャレだってしなくていいやん。
資源ないぞ、っていうんだかは無理して新しい便利なもの作って、人を煽らなくていいやん。
わたしの着てるものなんて、ほぼおばあちゃんや友だちとかからの貰い物ばっかだ。
そんな無理するくらいなら、いっしょにゆっくり寝転がってようよ。
って実は思ってる。
静かなワンルームがあればけっこう幸せなのだ。(あと、恋人がいればいうことないかも!笑)
特別な才能があるとは思わないけど、いろんな人の立場の心情がわかるからか人に合わせてしまうところがある。多少無理すれば、適合することもできなくなかったから。今思えば、殺している思いもいっぱいあったけど。
感受性は、敏感な方かもしれない。
だからなのかな。日本の中で息苦しいと感じたのは。
本当はとても自分のことを大事にしていたいし、価値ある存在だって信じてる。本当は何もしなくたって価値があるって思ってる。
わたしはその他の人の価値に気づいてる。
人のひとりひとりの才能に、感謝できる自分を誇りに思ってる。
でも、なんの根拠もないからか、根拠なく自分を誇るようなことは許されないような気がしてきた。
たとえば、美人でも、優秀でもないから?ツカエないから?
日本がこわいと思うのは、そんなことを考えてしまうから。
日本にいたら、消えてしまいたくなる時があったから。
そう思っていた、自分がいるのはなんでだろう。
そんな自分とは、さよならしたい。
ふしぎとオーストラリアではそれを感じないのよね。
他の人の言葉の端から尺度を感じなくて済む。
本当の意味でわたしが自分の在り方に喜び、そして周囲もそこに元気付けられるようなことをお仕事にしたい。
儲かればいい、とりあえずの仕事でも自分のしていることで世の中が回ってるんだからと、とそんな気持ちでいるとお金があっても心が貧しくなっていくようです。
だから今、自分の感覚に戻るためにも旅をしている。
お金を貯められて、こうやってここに来れたのはよかったなっておもう。
自分を大事にしてるからこそ本当に傷ついてる。
無価値みたいに扱われるのがかっこ悪くて、そんなふうに扱われることに
腹が立って、嫌で泣きたくなる。
そんな考え方に振り回されたくなくて、苦しくて仕方ない。
わたしにはわたしの美学があるのだ。
わたし自身も価値感で勝手に押し付けて、値踏みのようなことをしてしまったことがあったかもしれない。
そんなしょうもない自分がいることを知っていて、気をつけていたけれど、どんなに気をつけても所詮は人間だから、たまにそういうのもあったかもしれない。
でも価値は、わたしのモノサシで図れるものばかりじゃない。
もしそんなことをしてたことがあったとしたら、もう、人を勝手に推し量ったようなことを言わないぞと、メルボルンで誓う。
話がずれたけど、
こんな自分に自信を持てないような考え方なら、家族も持つこともできないし、たとえできても幸せにしてあげられないやってなるのよね。笑
だから、何かに気づける可能性に賭けて、ここへ来た。
こんなこと自己主張しなくても、ワーホリや、国外に行く人は少なからずに頭の隅で思ってるのじゃないだろうか?と思うけどみんなあまり内面の話をしないよね。かっこ悪いけど、こんなもんだ。
だれかが楽になるならいいなって思う。
なので、私の仕事は、こういう思いを綴ることでもあるのかなと思います。
2023.6.4
文体は今とだいぶ違うのですけど、
当時の感覚をそのまま載せるのもいいかなぁと思いほぼそのまま掲載してみました😊
当時、わたしは理解してもらえないと嘆いて、傷ついていた。
実は時にそれは、わたしを心から心配してくれる愛と善意だったとどこかで気づいてもいたので、黙るしかなかったんだろうと思う。ぶつかりあいたく、なかったんだよ。
それと、自分のために立ち上がる勇気もなかったの。そんな弱さがあった。
今でも思うけど、それでも20代の間、身の回りで側にいてくれたみんなからの励ましと、愛があったらから4年半も旅することができたんだと本当に感謝する気持ちもあって。
ありがとう、わたしの人生に現れてくれた身の回りの皆さん。わたしにとっては、とっても大事な人たちばかりです🌸
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