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計り知れないハートの器

2018.11.20 フィリピンの語学学校CIPにて

語学学校で仲良くなった先生が、ふとしたきっかけで自身の悲しい経験を聞かせてくれた。

それは、わたしも経験あることで、その悲しさをわたしも思い出してすごく共感できてしまい、思わず涙がでてしまった。

心の傷って、まだ思い出して痛むくらいに深く傷が残るんだね。

クラスが終わっても心が落ちつかなくて、部屋に戻って落ち着こうと思ったんだけど、行きがけに台湾人でグループクラスが一緒の明るいクラスメイトのひとりとすれ違った。いつも先生と軽口を言い合って、和ませてくれる優しい男の子だった。

すれ違いざまに涙目になってるのに気づいて、どうしたの?!ってつかまった。

いや、何でもない、っていっても、とにかく聞くかせて!何があった?と本気で心配している。

普段特別に会話したことなく、クラスでいっしょに会話の練習するだけくらいの関係だけど、心から気にかけてくれた。

どうにもごまかせないし、真剣に話を聞こうと本気なのに心打たれて、顛末を話した。

そしたら、
大丈夫だ!僕らはまだ若い。学校のみんなは優しいし、なにも問題ないでしょ?何かあったら僕にいって!わかった?と。

理由はただの思い出し泣きなのに、話しを聞いてもらうのが申し訳なかったけど、なんだかこういう素直さと真剣さが温かすぎて、違う理由でますます泣けてしまった。笑

わたしじゃなくても、きっと彼は少し顔見知った友人なら同じように接しているような、裏表ない人柄だった。

わたしはもう大丈夫だからと伝えて、彼とはそれで会話をおえた。

きっと外国での出来事だから、より響くこともあるのかもしれないけど、温かさに触れて心動かされたし、そんな計り知れない心の器の大きさをもった人を知ってまた一つ良い経験をさせてもらったのでした。


この写真は関係ないけど、語学学校のCIPでの日々も楽しかったなぁ🌈

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