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日本の稀代の自由人たる柄谷行人

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柄谷行人の著作を, 全てではないものの, まあまあ読んでいるわたくしが, 柄谷行人の著作を紹介します★
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#純粋理性批判

日本の稀代の自由人たる柄谷行人 その1

今回は, 柄谷行人を思想家として認識させるに至らしめたと言える, 『トランスクリティーク カントとマルクス』(岩波現代文庫, 2010年)という著作についてその内容を, 序文の徹底解説という形で, この記事で行おうと思う.

1 目次の紹介『トランスクリティーク』の目次は次のようになっている.

序文

イントロダクション トランスクリティークとは何か

第一部 カント

 第1章 カント的転回

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