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無名ちゃん

大体でりへるの運営がやばいかなんて実際わならなかっし、そこにいれればよかった


おしり使い過ぎて脱腸になった主婦、絶対忘れない。


当時はホームページが個人で流行っていて風俗系のがあったら「あの子はやれる!やれん!」あたしからしたらどうでもいい情報。


けどまだ脳みそは若いから記憶力がよくてすぐホームページに飛びついた虜になってた。


ホームページで各々がアピールをする、小説をかくかた、占い師、情報屋、あたしは思ったことをただ掃き溜めみたいにしていた。

きっと需要はないと思う



毎回掲載される雑誌にひとりで1ページ載ったときは承認欲求満された気はしたけど、床だったりあちこちが鏡の部屋で撮影オプションされたときは承認欲求満もお出かけしてしまった。


あたし安定剤にも市販薬にもほなのはやりにも流れて溺れた。

1回半錠を2錠飲んで呼吸が止まったり、キマッて血だらけに染めたり、市販薬も何でも何1000錠飲んでも昏睡だけで済んで普通だった、

「こいつジャンキーだけん」紹介される時はそんな感であたしに名前も何もなかった




あたしのみえる世界はいつだって自分を上からみていた

幽体離脱してるのかな?って思うくらい自分を上から眺めてるらだけ

いつもそんな。

痛いのも汚いのも気持ち悪いのもぜんぶ嫌


手を伸ばしてくれる大人はお客さん

けどそれは19歳のあたしに対して


17歳、18歳、あたしは19歳の時間が多くて呼ばれる名前も違う方が多くて自分が誰かわからなくなっていく





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