【デート本】【おまけ】立ち回りの話

デート本本編のTipsを執筆する上で、あまりにも脱線し、筆者が泣く泣く本編からカットした文章を公開する。

となると、キミらが「スペシャル感」を出しえることとは、なんだろう?
残念ながら、キミ達にとって、それはデートにおける「立ち回り」そしてその大部分を占める「会話術」でしかありえない。少々くどくなるが、「立ち回り」から説明していこう。

対戦ゲームにおいて、「立ち回り」という言葉がある。
それは「操作精度」「エイム力」「コンボ精度」とは別の力だ。
ステージや立地、お互いのゲージの溜まり具合など、自分の置かれている目下の状況において、何をするのが一番大切か、を理解した上で、戦略的にゲームメイクを行う能力だと思ってほしい。スマブラで喩えると、「高%時に崖端で撃墜技だけは食らってはいけない」というようなものだ。フルボッコにされている様に見えて、試合終了の段階では何故かこちらが勝っている。
こういった事象を引き起こす能力が「立ち回り」である。
そして勘違いされやすいのが、「エイム力の高さ」「コンボ精度の高さ」がゲームの上手さだと思う人が多いのだ。

恋愛に置き換えてみよう。
 操作精度  =体調管理、肌艶髪型の状態管理
 コンボ精度 =トーク力
 エイム力  =鉄板デートプランの有無
異論はあるかもしれないが、概ねこんなところだろう。
トーク力や髪型、デートプランだけで付き合おうとするのは、あまりにも安直だ。
そして世の恋愛本にはこれらばかりが書いてある。
真に重要なのは恋愛における「立ち回り」である。

デートにおいても、表面的には盛り上がっていないように見えて、実は相手の女性がものすごく楽しんでいることがある。
手応えがなかったのに、家に帰ったらなぜか相手の女性からガンガン連絡が来るといったケースだ。奥手な女性を相手にした場合よくあることだ。
それは、恋愛における「立ち回り」が成功したことに起因する。

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