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ピグマリオン効果


ローゼンサールとヤコブソンの教育心理学の実験にピグマリオン効果がある。

簡単に言うと、教師が成績が良い悪い関係なくランダムに選んだ数人の生徒に期待を込めて接し、期待の込めた眼差しを向け続けたところ、その数人の生徒の成績が向上したというもの。

教師ー生徒間の実験だけど、無意識に大人ー子どもにも多かれ少なかれ同じことが言える気がする。

「期待」の伝え方が重要になってくる。まったく期待しないこともなく、過度でもなく、適度に。

似たような言葉として「自己成就的予言」がある。

はじめの期待や思い込みが現実化するというもの。

例えば、なんの根拠もないけど銀行が倒産すると騒ぎ、周りの人が預金を一斉に下して本当に銀行が倒産してしまうなんてこと。

まさに、人間の心理。

誰かの期待が時としてプラスにもマイナスにも働くことがある。

「人生で最も怖いのは、勘違いと思い込み」

#研究者的子育て論

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