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おさじさん、キミに決めた♡

息子の10ヵ月児健康診査を受けてきました。
私はこの日を楽しみにしていました。
それは【さっぽろ親子絵本ふれあい事業】があると知っていたからです。

これは、「赤ちゃんの豊かな心を育み、親と子のふれあいを深めるきっかけになるよう、札幌市から子どもに絵本を贈る」という事業です。
2003年(平成15年)から始まっている取り組みです。

まず、10ヵ月健診の待ち時間に読み聞かせボランティアの人が声をかけてくれて、短い赤ちゃん向けの絵本の読み聞かせをしてくれました。

とてもやさしい声で、子どもの表情を見ながら話しかけるように読んでくれます。
息子は、読んでいるボランティアさんの顔をじっと見つめたり、手足をバタバタさせて声を上げたり、絵本を見てニコ~ッとしたり、興味津々。色々なリアクションを見せてくれました!
ボランティアさんは、絵本の選び方や、読むときのポイントなども教えてくれます。
これによって、長いはずの待ち時間も、ちょっと楽しく有意義な時間になりました♪

健診が終わると、絵本を1冊プレゼントしていただきました。
今回は、3冊ある中から好きな本を選ぶことができました。

私は、松谷みよ子さんの『おさじさん』を選びました。松谷さんと言えば、『いないいないばあ』が有名ですよね。『おさじさん』はおさじ=スプーンが主役の物語で、離乳食が始まった赤ちゃんにピッタリの内容です。

絵本には、お手紙が添えられていました。

お手紙にはこう書かれています。

「赤ちゃんをやさしく抱っこして、肌のぬくもりを感じさせながら絵本を読んであげてください。きっと赤ちゃんは安心と信頼の笑顔を返してくれることでしょう。
この絵本との出会いが、赤ちゃんの豊かな心を育み、親と子の心のふれあいを深めるきっかけとなることを、そして、未来を担う赤ちゃんが、健やかに成長することを願っています。」

まだ言葉を理解できなくても、きっと優しい声のぬくもりは伝わるはずです。
絵本もらったことで終わるのではなく、これを機に、読み聞かせをする家庭が少しでも増えればと思います。

私も絵本が好きなひとりとして、この取り組みを陰ながら応援しています。

なお、札幌市の場合、10ヵ月健診を受信できなくてもお子さんが1歳6か月になるまでに母子手帳を持ってお住まいの区の健康・子ども課 子育て支援係「子育て情報室」へ行っていただければ、絵本を受け取れるそうです。

ちなみにこのような取り組みは「ブックスタート」という名前で全国の多くの自治体で行われています。
札幌市以外にお住まいの人でも、きっと素敵な絵本との出会うチャンスがあるはずです!
詳しくはブックスタートのHPをご覧ください。

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