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男女賃金差開示で職場変えよ

今日は日経新聞の社説から書きたいと思います

要約すると…
・世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数で日本は116位だった
・政府は状況の改善に向け、7月8日から男女の賃金格差の開示を大企業などに義務付けた
・管理職の意識や職場風土、評価方法、働き方など、何が障害になっているのかを各社は検討するべき

私が働いている会社(日系・金融)は、総合職・地域総合職・一般職の3つに分かれています。
男性は新卒であろうと中途であろうと総合職、女性は一般職での入社となります。
女性は一般職で2年以上評価が高いと地域総合職に推薦してもらえるという仕組みです。

ただ上長の「推薦」が必要なので上司とソリが合わない先輩は転換させてもらえず、結局転勤して違う上司になってから、転換を叶えていました
私は「大して頑張りたくない」というタイプなので、紹介予定派遣として6ヶ月勤務→契約社員として6年勤務→正社員として2年目というのんびりした37歳なのですが、30歳前後の頑張りたい女性たちから言わせると「この会社はなんで入社するときに総合職って選べないの!?」と不満だそうです。
男性でも転勤したくない人は何人かおり、福岡支店は総合職→地域総合職に転換した人であふれ、新しい人が入りにくい状況です。

会社としても女性管理職を増やしたい(増やさなければいけない)状況らしく、めぼしい人をピックアップしていますが、あとが続かない状況かなー…
うちの会社に入って1,2年目の人だったら、「頑張ろう!」みたいなマインドがまだ柔らかいと思うのですが、3年以上女性が事務職をやっていると「こんなもんでいいかなー」とか「地域総合職大変そう」というふうにマインドが保守的になっていくようです。(気持ちはわからなくもない)
男性の事務職がいない→事務職が下に見られているというのもあると思うので、思い切って事務職は「すべて派遣にするかアウトソーシングにする」、もしくは事務職の取りまとめにも男性総合職をつけるというのがいい意識改革になりそうな気がします。

実際、今どきの事務職はシステムと表裏一体なので、私の会社の場合女性職員のほうが会社のシステムに強いなーという気はしています(男性は会社のシステムだけではなく、アイパッドとかwifiとかメカ全般に弱いイメージ)。
女性の意識改革って口では簡単に言いますけど、アラフォーに言わせるとけっこう大変だと思います。
幸い私の会社は男性のやっかみはあまりなさそうなのですが、どちらかというと「事務職に甘んじてきていた女性の腰を上げる」ほうが大変そう。

でもやらなきゃいけないことだし、私だって若い頃望んでいたことなのですから、少なくとも今の若い人たちの足を引っ張らない程度には頑張ってみようと思います。

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