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Mリーグは麻雀界の「笑点」

昨年の12月くらいから、やたらとMリーグの切り抜き動画がおすすめに上がってきていたので気になってはいたのですが、ちょうどそのタイミングでアメトーークで「Mリーグ芸人」をやったので、まずはアメトーークを見ました。
そしたらなにやら面白そうだったので、You Tubeのおすすめに上がってきては見ていたのですが、3月になってから「私Abemaアプリダウンロードしてるじゃん」と気が付き、生中継を見始めるようになりました(ちなみにAbemaのアプリをダウンロードしたきっかけは、昨年のサッカーW杯。Abemaの戦略にまんまとのっています)。
長丁場なのですべてを見ることはできない(受験生なため)のですが、まぁ面白いこと面白いこと。すっかりハマってしまいました。

ちなみに私の麻雀歴は6年程度で、アプリと仲間内でゆるりとやっている程度。
役は把握しているけど、符の計算ができないというレベルです。
川を読むこともできないので、降りるときはベタオリになります。

さて、Mリーグを見てて思ったのは「笑点」との共通点です。
それは「出ている人はものすごく知名度が上がるけど、出ていない人は日が当たりにくい」という点です。
学生時代落語関連イベントでアルバイトを何度かしたのですが、笑点に出ているメンバーとそうではない人では集客に雲泥の差がありました。

例外として春風亭昇太さんだけは笑点に抜擢される前だったにも関わらず集客がよかったのですが、それ以外の方はお客さんがほとんど来ずひどい有様でした(イベント会社の運営・告知が悪かったことも否めませんが)。
私はスタッフ兼サクラとして昇太さんの回と他の方(昇太さんより10個以上年上の真打ちさん)の回を見たのですが、私は正直他の方のほうが芸に品があって好きでした。
でもやっぱり駅前でチラシを配ると笑点メンバーのときだけリアクションがいいんですよねー。

話が少しそれましたが、Mリーグにも同じような影響がある気がしました。
とあるYou Tubeチャンネルで現役雀士の方が「同じ単価だったら、今をときめくMリーガーのほうが呼ばれる」と言っており、自分がバイトしていたときの状況を思い出してしまいました。
きっとMリーグには出ていないけど、面白い選手たくさんいるんだろうなー。

もちろんMリーガーの方も努力して掴み取ったチャンスだと思うし、それだけプレッシャーがかかっているとは思いますが、この状況からどうやって麻雀界全体を盛り上げていくのかな?と思いました。
私のようにMリーグを見る→各雀士のYou Tubeチャンネルを見まくる→各団体の試合も見てみるというようになれば…いいのか…?

この前の国士無双頭ハネがあまりに衝撃だったので、会社で麻雀の話をする男の子にその話をしたところ、「アメトーークでMリーグは面白そうだと思ったけど、見ない」と言っていました。
理由は「プロって牌の並べ方がバラバラで見にくいし、打つのが早くて追いつかない」とのことでした。
あれぇ?Mリーグは大分見やすいよ、とは言っておきましたが、たしかに雀士によっては早く捨てる人もいるので、初見はとっかかりにくいかもなと思いました。

Mリーグも笑点もせっかく入り口としての機能があるので、そこからファンを広げられるような活動を今後は期待したいと思います。


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