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「第3の働き方」で年120店拡大、美容室AB&Company

今日も日経新聞の記事からお話します。

要約すると…
・美容室業界は長時間労働、低賃金、高離職率という課題を抱えているが、AB&Company社は業務委託で働き手を確保するモデルで事業を伸ばしている
・1週間前に希望のシフトを提出し、常連のお客さん一人だけを担当して変える日もある
・経営に関心がある人にはフランチャイズオーナーになれる仕組みを作った

確かに美容室って40代、50代のスタッフさんが少なくて、「離職率高いんだろうなぁ」って思ってしまいます。
私は友人に勧めてもらった有名サロンに通っているのですが、担当は同世代(30代)の女性です。
先日混雑しているときに40代のオジサマにブローして頂いたのですが、指先がものすごくエロくて、どきどきしてしまいました。

あとでHPを見たら役員の方だったらしく、後日「うちのサロンは若手も役員もフツーに入るんですよ」なんて担当さんは言っていました。
たまーにそういうシブいスタッフを見るのですが、大抵は若い人なので「年を取ったらどこに行ってるんだろう」と不思議に思います。
また美容師さんはみんな本当におしゃれで、毎回違う服を着ています(当たり前か)。
ご自身の美的意識が高いだろうし、お洋服代とかも考えると「お給料だけでやっていくのは大変だろうなぁ」と思ってしまいます。

さて、本題のこの業務委託という仕組みですが、まぁ記事にも書いてある通り「働き方の選択肢の一つ」としていいのではないかと思います。
正社員として働きたい人は雇ってくれる店に就職する、業務委託として活動したい人は選ぶ、その違いでいいのではないでしょうか?
デメリットとして「社会保険」と「スキルアップ」が挙げられていました。

まず業務委託(含む自営業者)の社会保険知識の改善については、まず学校(遅くとも高校)でやるべきだと思います。
社労士の勉強をしていると本当に年金を納めることの大切さを知るので、正社員以外の働き方が増えている今だからこそ、社会保険の教育をどっかで入れるべきだと思います。
またスキルアップについては、この会社では研修期間を設けているそうです。

どの美容師さんも「美容学校で教わったことよりも、入社してから学ぶことのほうが多い」と言っていました。
その機会を設けないと成長のタイミングを逃し固定客が集まらなくなってしまうので、業務委託とは言え研修期間を設けることは必要だと思います。
今美容室業界の話を書いていましたが、いろんな業界に当てはまることだと思います。
これからいろんな業界で業務委託を導入する企業が増えていくのでしょう。

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