「好きを仕事に」諦めない SNSなど副業後押し
この記事は短いのですが、私も同じことを感じていたので紹介します。(↑今回はいつにも増して記事にふさわしいイラストが見つかりました。ありがとうございます)
要約すると…
・柔軟な働き方やレンタルスペースなどの新しい仕組みを活用してミレニアルズが「好きを仕事に」を上手に実現しているようだ。
・副業をしている人は20代、30代では約10%、年齢が若い人ほど高い。
・仕事時間や収入の差があっても本業と副業を分ける感覚も薄い印象。
この記事はブームプランニングという会社を経営する、中村泰子さんの主観で書かれています。
よって確定的な数字はパーソル総合研究所による「副業している人は20代、30代で約10%~」のくだりだけで、あとは実際に自身が触れ合った人の話、そこから感じたことを「~そうだ」とか「~感じる」という文章で書いています。
ブームプランニングという会社は創業36年のセールス・プロモーションの会社のようなので、そういった現場の人と接する機会や考える機会が多いのでしょう。
(メディア掲載のところを見ると日経関連の掲載が多いですね)
さて、私は20代の半ばから30代半ばまでずっと副業をしていました。
と言ってもこの記事にあるようなキラキラの理由ではなく、単純にワーキングプアだったからという理由ですが。
その頃(2010年~2020年頃まで)はスマホが普及しつつある世代であり、副業というものがまだ珍しい時代でした。
副業=アルバイトしか私には選択肢はなく、求人広告で探しては土日だけ働ける先に面接を受けまくった記憶があります。
今も私みたいな働き方をしている人はいると思いますが、記事にもあった通り最近はもう少しポジティブな副業が増えてきた印象を受けます。
それは自己実現・表現を「副業」の場において実践していることです。
以前はそういったものは「趣味」と言われていました。
「趣味」はお金を使うものであって、お金を生み出すものではないのです。
そう思うと「副業」と「趣味」はどちらも自己実現の結果であることから、お金を出すかもらうかということがこの2つを分けているのでしょう。
自らのスキルを副業にしている人のすごいなーと思うところは、スキルや作品に値段を付けるということにためらいがないというところです。
私はどうしても自分や自分の作品に自身が持てないので、安くしてしまったり出品せずにいます。
そこを堂々と販売する、お金という対価をもらう、なんならクレイマーの対応もするというエネルギーを羨ましく思います。
個人で自分のスキルを販売するということは、買う側にもリスクがあります。
(ですが私はココナラやミンネで買うことが多いのですが、「よかった」と思うことがほとんどです)
インターネットプラットフォームがうまくマッチングさせていった結果、こういったムーブメントが大きくなったのでしょう。
日本はもうしばらく給与が伸びにくい時代が続くと思われますので、少しでも自分の生活を充実させるために、そういった自己表現を安全にできる場が増えることを見守っていきたいと思います。
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