見出し画像

通院負担減らすリフィル処方箋、医師が敬遠

今回も日経新聞の記事からご紹介します。


要約すると…
・リフィル処方箋とは、定められた期間内、回数であれば繰り返して使用できる処方箋。
・海外では浸透している制度だが、日本では「患者の容態管理がおろそかになる」「診察報酬が減る」としてなかなか浸透していない。
・リフィルが浸透している国では、薬剤師の役割が大きい

まず「リフィルってなんだっけ?」と思いました(笑)
普段聞いたことある言葉のはずなのに、後も連呼されると全然思い浮かばないんだよなー
リフィルとは詰替用品のことで、ボールペンの替芯やルーズリーフの用紙などでよく使います。
そういえば手帳によく「リフィルは~」とか書いてあったなー

さて、皆さんはこのリフィル処方箋を知っていましたか?
私は今回の記事で初めて知りました。
まぁ私がそれほど長期で薬を求めるようなことがなかったからかもしれませんが。

この記事では最低2年間薬の投与が必要な「花粉症の舌下治療」が例に挙げられていました。
確かに2年間も薬を定期的に取らなければいけないのであれば、毎回診察はせず薬局に薬だけ貰いに行ったほうがいいと思います。
そういう意味でいうと、ピルの処方とかも該当するのでしょうか。

この記事では「健康被害に対する医師の懸念は、薬剤師の服薬管理に多くを期待していないことの裏返しでもある」と書いてありました。
つまり診察せず薬だけ処方した場合、訴えられるのは結局医師なのだということですかね。
うーん、これは私他のNOTEでも書いているのですが、最近の薬剤師さんってすっごく質問してきませんか?(いい意味で)

「この薬が処方されたということはこういう症状があるんですか?」とか最近良く聞かれるなーと思っています。しかもいろんな薬局で。
昔はの薬局それこそ処方箋を持っていって、薬をもらうだけだったので「病院で薬まで出してくれたらいいのに」と不思議に思っていましたが、Twitterで「妊婦に対する禁忌薬を薬局で止めた」みたいな記事を読んで、「薬局やるじゃん」とこの制度に対する理解が深まりました。
この記事である医師が「通院回数を減らせば、空いた時間に新たな患者を診察できる」と言っていました。

仕事ってなんでもそうで、「どこまで自分でやるか、どこから他人に任せるか」の線引がデキるデキないを分けるんだなーと思いました。
もちろんそれによるリスクの線引(訴訟等)もできるかは経験値による部分が多いとは思いますが。
最近医師・薬剤師に関する記事多いですね。
私も過去NOTEに書いたものを下のリンクに張っておくので、よかったら見てください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?