映画「アイ・アム・レジェンド」感想

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時間：1時間40分
ジャンル：アクション、ホラー
視聴媒体：AmazonPrimeVideo
種類：字幕

あらすじ

ロバート・ネビルは優れた科学者だが、彼でさえ、その恐ろしいウイルスを食い止めるすべを知らなかった。なぜか免疫があったネビルは、荒れ果てたニューヨークで――あるいは世界で――ただ１人生き残っている。地球最後の男に、希望はあるのか。

あらすじ

引用したあらすじだと分かりづらいので私なりに簡単にまとめてみます。

ウィルスをワクチンに変える特効薬を開発できたと思ったらその薬を接種した人が狂犬病のような症状を発症してしまい、世界中に感染し、なぜかただ一人生き残った科学者のネビルが犬と一緒にニューヨークの町でワクチンを開発しようとする話。

ネタバレあり感想

　犬は中盤で死ぬんかい！一番悲しいポイントでした。作品内では謎が散りばめられていますがそれが解決することはなく、ただただ分からないまま過ぎていき、なんかワクチン開発できたし、そのワクチンを人に渡して唯一の生存者がいる村に引き渡し世界を救うことができた！という展開なので、見終わった直後は「ワクチンを渡せて良かったね」とは思うのですが、見終わってからの「あのフラグは？これは？」の疑問が尽きません。

神のご意思とは？

　追いつめられればそういうものを求めがちだよね、わかる……と思ってたらガチで神の啓示があるっぽい話でした。てことはこのウィルスパンデミックは神のご意思による大洪水で生存村はノアの箱舟だったってこと？

なぜネビルは生き残ったのか？

　なぜか免疫がある、だけで終わらせられた話。神のご意思がある前提ならワクチン開発させるために神が生き残らせたとか？ウーーーン……。

ゾンビもどきの知性

　ゾンビもどきは紫外線に弱いため夜しか動けず、主人公たちは見つからないように街を徘徊していました。一人のゾンビもどきを捕獲してから執拗に狙われる羽目に。主人公が仕掛けた罠を真似して罠を仕掛け返し、主人公が大切にしている犬を殺し、主人公の後を執拗に追い、脇目も振らず主人公を殺そうとする。これ明らかに捕獲したゾンビもどきを助けるか、もしくは捕獲された報復のために動いてますよね！？ゾンビもどきのボスみたいなのもいるしね！？
それについての語りも何もありませんでした。なんで？主人公が体験したことしか物語として描かれないなら生存村は描写しなくても良かったなぁ。

調べたところ、別エンディングがあるらしい

　先ほど記載した「捕獲したゾンビもどき」についてのエンディングらしいです。「主人公が捕獲したゾンビもどきを助けるために襲ってきたため、主人公が解放したら攻撃をやめたため死なずに済んだ」「主人公は治療実験のために何人ものゾンビもどきを捕獲し殺してきたため、彼らから恐れられ伝説となっていた」らしい。こっちの方がいいのでは……。配信サイトで見れる場合もあるようです。