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映画「ウィッカーマン」感想

時間:1時間28分
ジャンル:ホラー、ミュージカル
視聴媒体:U-NEXT

あらすじ

スコットランド警察に勤めるニールは、行方不明になった少女を捜すため、とある島を訪れる。そこで彼は島民がキリスト教普及以前のケルト的宗教生活を送っていることを知る。キリスト教徒のニールは島民の特異な風習に嫌悪感を抱きながらも捜査を続けるが…。

ストーリー

ネタバレあり感想

 島にやってきた巡査が匿名郵便で来た依頼をもとに行方不明の少女を探し、その少女が異教徒に生贄として捧げられると推測してなんとか防ごうとした結果、「実は生贄ってのはお前の事でした~~ピッピロピ~~!」って言われる話。横柄な態度で島民に接し、異教徒への拒否感を当然と思っているためあんまり同情はできなかったけど、この後のオチはもうちょっと欲しかったな~と思います。せめて豊作になったのか、それともならなかったのかが知りたかった……!しかし生贄として死んでしまった巡査には知るよしもないのでこれで良かったのかもしれない。

ホラーと思って見ていたら歌い始めるので途中まではミュージカルかと思ってましたが、「神に音楽と演技を捧げている(要約)」と言っていたように作中の歌も「神に捧げるために奏で、歌っている」と解釈できます。各楽器のスペシャリストが揃ってるので人材が豊富だね。作物は実らないけどね。

元祖ミッドサマーと言われていましたが、ミッドサマーの怖いところは「異文化である宗教団体に受容され、どんなに暴力的な事柄でも自らそれを良しと思えるところ」だと思ってるので、そういう怖さはなかったな~と思いました。

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