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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

映画「マスカレード」シリーズ感想

■ マスカレード・ホテル

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B084GF44KH/ref=atv_dp_share_cu_r

時間:2時間13分
ジャンル:サスペンス
視聴媒体:AmazonPrimeVideo
種類:邦画

あらすじ

都内で起こった3件の殺人事件。すべての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査が開始された。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)はその数字が次の犯行場所を示していることを解読し、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行場所であることを突きとめる。しかし犯人への手掛かりは一切不明。そこで警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断し、新田がホテルのフロントクラークとして犯人を追うこととなる。そして、彼の教育係に任命されたのは、コルテシア東京の優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)。お互いの立場の違いから幾度となく衝突する新田と尚美だったが、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになっていき、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていく。

ネタバレあり感想

 ゲーム「JUDGE EYES」をプレイしてからキムタクがかなり好きになり、キムタクに釣られて見始めた本作。刑事であるキムタク(新田)が凶悪事件の次の現場と思しきホテルにホテルマンとして潜入して犯人逮捕を目論む話なんですが、刑事とホテルマンとの対立が描写されてるのが良い。客はどんどん入ってくるので、どの客が犯人なのかを推理するのも楽しかったです。個人的にはキムタク(新田)と仲良しアピールをしてる壮年の刑事がめちゃくちゃ面白かったのでこいつらの過去話が観たい。映画化してくれ~!
あとカメラワーク!ホテルを色んな角度から映すカメラワークがすごく良い!

 ただ嫌なところもある。クレーマーとのやり取りが結構嫌でした。個人的には一流のホテルマンはクレーマーをそうと思わせない手口で撃退して欲しいな~って気持ちもありましたし、「ホテルマンはできないとは言ってはいけない」の発言が時代錯誤すぎるなとも思ってしまった。
なんかこう……ホテルマンとして「お客様は神様です」を体現してるようなその矜持を持つのは立派だけど、他人に押し付けるのは違くないか!?という気持ち。
でも話は面白かったし映画として好きな作りだったし観たかったキムタクが観れたので満足です。


■ マスカレード・ナイト

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09Q5BVW2T/ref=atv_dp_share_cu_r

時間:2時間8分
ジャンル:サスペンス
視聴媒体:AmazonPrimeVideo
種類:邦画

あらすじ

ある日、警察に届いた匿名の密告状。それは、数日前に都内マンションの一室で起きた不可解な殺人事件の犯人が、12月31日にホテル・コルテシア東京で開催される年越しカウントダウン・パーティー、通称「マスカレード・ナイト」に現れる、というものだった。大晦日当日、捜査本部に呼び出された警視庁捜査一課の破天荒な刑事・新田浩介(木村拓哉)は、かつての事件同様、潜入捜査のためホテルのフロントクラークとして働くハメに。優秀だがいささか真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)と事件解決にあたるが、パーティーへの参加者は500名、全員仮装し、その素顔を仮面で隠している。次から次へと正体不明の怪しい人間がホテルを訪れる状況に、二人はわずかな手がかりすら掴めずにいた…。

ネタバレあり感想

 前作の「マスカレード」感は「客はホテルに入る時、仮面を被っている」という意味合いでしたが、今作は本当に仮面をつけてパーティーしてたので笑いました。でも、だからこそ容疑者全員が決定打に欠けて疑わしい。推測はしてたのですが真犯人が全くわからなくて面白かったです。そしてカメラワークがやっぱ良いんだよな~!

 今回も同じホテルでまーた事件が発生してましたが、ヒロインは受付からコンシェルジュに昇進。しかしそのコンシェルジュの役割がただのクレーマー受付係で、結局このクレーマーは別部署の審査官でありヒロインを試していたらしいのが意味がわからなかったです。それならライバルポジションだったはずのもう一人のおっさんもちゃんと試してやれよ。いやこの時代にその試し方は最悪だとは思うけども。おっさん可哀想だろうが。

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