【本の虫の聖地で働く】⑤司書の勉強について話します!
では、司書過程のない大学に行った私が、どうやって司書免許を取得したのか書いていこうと思います。(これから、司書目指す方良かったら参考にでもしてやってください)
大学3年生の壁
他の大学で司書過程を取るには、在籍している大学に3年通っていることと、単位数をある程度満たしていることが条件でした。
(やっぱり、3年生以上って必須なんだ)
と、調べているときに思ったのを覚えています。なんでこんなこと思ったのかって言いますと…司書の採用が短大卒程度だと書いてあることが多かったからです。
とにかく3年生になるまでにバイトと講義を両立させました。
通信制大学に入学し、入学金と授業料を払うためです。
通信制大学
私は通信制大学で、司書免許を取得しました。近くの県で、短期集中講座やってたんですけど、期間が合わなくて…私の試験と重なっちゃったんです。
そこで、神奈川にある通信制の私立大学【八州(やしま)学園大学】にダブルスクールで入学しました。
必要なもの
パソコン
マイク付きイヤホン
テキスト(ネットで注文)
(スクーリングがある場合)交通費
通信制なので、テキストの準備やらパソコン環境も自分で行いました。
夢のためだって思ったら楽しかったですよ。
最近はリモート講義やZoomなどでパソコンを使った会議や授業があるので、私の頃よりもなじみやすく使いやすいのではないでしょうか。
テストの形式
ほとんどの科目は、1ヶ月に1回のペースで、課題に対してのレポート提出が義務でした。
レポートが意外と大変でしたね。
テキストだけじゃ足りないので、大学とか公共図書館で本を借りまくって書いてました。
それが、在籍している大学のレポート提出と重なったときには死ぬかと思いました(笑)
司書の勉強内容
勉強したものは以下の通りです。
(忘れている科目もあるかもです💦)
図書館について書かれた『図書館概論』
子どもからお年寄りまでの学習をサポートする考え方を学ぶ『生涯学習概論』
図書館や本の歴史が書いてある『図書館史』
図書館運営や組織の仕組みについて学ぶ『図書館経営論』
図書館で司書がするサービスについての『図書館サービス論』
子供に対するサービスについての『児童サービス論』
図書館にある資料や資料の整理の仕方について学ぶ『資料組織概説』
専門の資料について学ぶ『専門資料論』
パソコンでの検索が多いことからインターネットを使った検索を行う『情報検索演習』
利用者の欲しい本や資料を探す『レファレンスサービス論』
最近は、情報探索関係の科目が増えているようです。
『情報探索』と『レファレンスサービス』は、実際の課題に対して、近くの図書館に行って、言葉を探したり、その言葉の出典を探したりしました。
いくつかの二次資料(事典、辞典)にあたって(探して)、1つの文献に書かれたことが間違っていないかを確認します。
(司書っぽい!!!)って思いながらやってました。
専門用語も多かったので、図書館用語辞典のヘビーユーザーになりましたけど(笑)
買おうかなって考えたんですけど、なかなか売ってないし、通販も高値でしかなくて、未だに未入手状態です。
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