見出し画像

妊娠して学んだこと②

妊娠後期になりました。

妊娠中期、いわゆる安定期を経て、きっと楽しいマタニティライフが送れると思っていたのですが…そんなことはなかったのです。


マタニティ旅行

安定期とは…

そもそも安定期を勘違いしている人が多すぎます!
私も知らなかったのですが…
安定期とは赤ちゃんが母胎の中で成長するための環境が整ったことをいうそうです。

べつに母胎が安定しているわけではないらしいのです。

無理すると流産の危険がありますし、母子ともに危険な状態になることだってあります。

無理のない旅行計画

それでも、初期のつわり症状も落ち着き、(朝はけっこう食べづわりの名残があって辛いのですが(笑))仕事にも行けるようになってきたので、転職してすぐに計画して妊娠によって頓挫した旅行を再計画しました。

しかし、無理は禁物!

ほぼ県内の山里離れたお宿に一泊。
お宿はお風呂がついている客室を選ぶ。
途中休憩を頻繁に挟む。
今回はお宿でゆっくりを目的とする。

二人で話し合い、このように計画して旅館探しを進めました。


ずっと行ってみたかったお店の朝食を食べて出発!

天然酵母のパンを買い、ちょこちょこ食べながら向かいました。

そのあと何度も休憩を挟んでもらい、時間通りに旅館に到着。

ステキな半露天風呂でした
妊婦だと伝えていたため、
私の分は生モノを避けて別料理を作ってくださいました。
食べきれなかったデザートは
お部屋でお夜食代わりに食べました。

学んだこと

お互いが無理のない旅行を!をテーマに旅行することがマタニティ旅行の大事なことだと思いました。

妊婦はもちろんですが、同行する人も気を遣いすぎない楽しい旅行になるよう、あらかじめどんな旅行にするのか決めておくことは大事です。

妊娠後期

お腹も少しずつ目立ってきて、妊婦だなーと実感する時期。

会陰マッサージしたり、マタニティヨガや妊婦でもできる有酸素運動をしたりして過ごしていました。

お腹の張り感

妊娠後期になり、脚の付け根の痛みは増す一方でした。
痛みのせいか、お腹に力を入れてしまうことが増え、下腹部の張りを覚えるようになりました。

かなり仕事は気を遣ってもらっていたのですが、休みながらでも出勤させてもらいました。

お腹の張りは休んでいればとれていたので、妊娠後期はこんなもんなんだろうと思い、産休までは働く心積もりでいました。

疲れやすい、取れない疲れ

お腹も大きくなり、かなり疲れやすくなってきました。
フルタイムで働いた次の日は、朝から起き上がることができない状態になります。

これでは迷惑をかけると思い、上司に相談して、主治医に母性健康管理指導事項連絡カードを書いてもらうことにしました。

休職

妊婦健診のとき相談をしたところ…

子宮頚管が20mm切ってるから、仕事いかないほうがいいよ。と言われ、急きょ母性保護休暇をいただくことになりました。

安定期すぎたからって無理しすぎたかな…。と思いつつ2週間の休職。

家では寝たり座ったりの生活でした。
ご飯は作っていましたが、それ以外はゆったりとした時間を過ごしていました。

読書をしたり、アマプラ見たり、動画撮ったり…。
けっこう自由にしていました。

夫は妊婦なんだからもっとサボっていいよー!と言ってくれていたのですが…仕事帰りの夫に美味しいものを食べて欲しくてご飯は作るようにしていました。

切迫早産の危機

身体は元気とはいえ、切迫早産ぎみということもあり、病院には夫が送迎してくれることになりました。ありがたい…。

入院

無痛分娩希望の私は、家の近くの産院から別の産院に移りました。

その転院の最初の健診で…
子宮頚管が8mmしかない。今すぐ入院してください。車イスで移動してください。といわれ、急きょ入院することになりました。

あぁ…夫の言うとおり、何もしないで寝てればよかったなぁ。
後悔先に立たず…です。

この産院では35週以降でないと分娩ができないとのこと。
当時31週だった私は、ここから1ヶ月以上入院することになりました。

寝たきり生活

とにかく安静に!
洗面とトイレ以外は動かない!
そう言われて、ベッドの上で読書かYouTubeを観る毎日。

点滴も24時間繋ぎっぱなしなので、拘束感も強いのです。

こんなことなら、もっともーーーっと安静に過ごせばよかったなぁと思う毎日です。

お腹が張ったら休む!
切迫早産気味と言われたら、誰になんと言われようと徹底的に安静にする!

これ本当に大事です。

点滴の差し替え

私の血管は太い割に脆いらしく、1週間保ったのは1つだけでした。

それ以外は3日か4日。最短で1日で血管から点滴の液が漏れてしまいます。
漏れるとどうなるか…めちゃくちゃ痛いんです。

腕が腫れました。

差し替えのたびに、刺される痛みとどれくらい保つのかという不安が襲います。

最近は、夫と撮った昔の写真を見て、心を慰めています。
私、夫の顔大好きなんですよね。

そろそろ写真も整理したいなぁとも思っています。

最後に

マタニティ旅行は行っておいてよかったです!
子どもが産まれたら、二人で出かけることはなかなか難しいでしょうし、その後の状態を考えるといい気分転換になりました。

ただ…安定期に入ったから、妊娠後期になったからといって無理は禁物です!

本人が大丈夫だといっても、臨月に入るまでは何が起きるか分からないのです。
パートナーさんやご家族も気を付けてほしいなぁと思います。

この記事が参加している募集

#この経験に学べ

55,886件

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、読書活動推進のために大切に使わせていただきます!