見出し画像

悩みながらも自分で仕事を選んでよかった

私は今、図書館スタッフとして働いています。
それ以前は学校司書、その前は学校図書館事務補助ずっと図書館を職場に選んでいます。

図書館ではたらいて、本を通して人と出会ったり、本と人とをつなげたりする、今の仕事を選んでよかったと今でも思えています。

きっかけ等については、マガジンをご覧ください。


図書館司書について

図書館で図書館業務を専門的に行う人達のことです。
基本的には資格が必要で、短大や大学で資格取得ができます。

それぞれの良さ

学校図書館、公共図書館、それぞれに働くうえでの良さがあり、この仕事の楽しさや面白さ、そして難しさがあります。

学校司書

学校図書館司書として働いているときは、子どもたちの将来のため!読解力アップ!というよりも…

  • 子どもたちが活字に親しむことの楽しさに気付いてくれること

  • 自分の趣味のひとつにしてくれること

  • これから生きていく上で、ヒントを探す手段の1つにしてくれること

こんなことを考えて仕事をしていました。

将来を担う、無限の可能性が広がる子どもたちと本の話をしたり、彼らの悩みを聞いたりするのは、司書の仕事をしてよかったと思える瞬間でした。

学校図書館は、学校の中のサードプレイス的存在だと思います。
そこにいる学校司書は、生徒たちにとって先生でも親でもない大人。
いろんな相談をしてくれたり、愚痴を吐き出してくれたり…。

これらは学校司書だからこそ担える役割じゃないかと思っています。

いつかまた、学校司書に戻りたいなぁとも思っています。

公共図書館司書

公共図書館では老若男女さまざまな方が訪れます。

学校図書館のように一人一人にじっくり向き合い、話を聞くことは難しいです。

しかし、訪れてくれる人々のニーズに応えられるよう、日々司書同士で話し合うことができるのは公共図書館の良さだと感じています。

また、たくさんの方が来館されるので、展示やイベントを行った際には、多くの方が来てくださり、かなりやりがいを感じます。

選んでよかった

学校司書

私は子どもが昔から苦手で、学校司書になることにも迷いがありました。

しかし、実際に仕事を始めてみると、
小学校では、読み聞かせのときの子どもたちの笑顔や、本を借りるときのワクワクした表情に出会えました。

高校では、いろんな悩みや迷いを抱えた生徒たちの話を聞いて、一緒に考えたり、時には他の先生に繋げたり…本以外のところでも楽しい時間を過ごせました。

公共図書館への転職

ひとりで何事も決めていた学校司書を辞め、たくさんのスタッフと働く公共図書館への転職を決めたのは、私の迷いからでした。

このままでいいのか。
もっと何かできるんじゃないか。

学校司書を続けるなかで迷っていたときに、夫から辞める道もあることを提示されました。

そこで私は、経済的なことや転職するメリット・デメリットを洗い出し、学校司書を辞めて転職することにしました。

司書以外の道も考えましたが、公共図書館の募集があったこと、引っ越し先の家から近かったことから、公共図書館に転職することを選びました。

自分で選んで決めたこと。
でも、後悔したり悩んだりしなかったといえば嘘になります。

それでも、誰かに勧められて入った世界だったら、ここまで続けられなかったのではないかとも感じています。
非正規だったり、薄給だったりが問題視される司書ですが…(笑)
この道を選んでよかったと思っています。

#自分で選んでよかったこと

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、読書活動推進のために大切に使わせていただきます!