見出し画像

読了「共犯者」三羽省吾

ー----------------------
お前は、誰を守ろうとしてるんだ?

迷走する警察。暴走する世論。壊れゆく家族。
ひとつの殺人事件が、隠された過去の真相を炙り出していく。
その罪は赦されるのか。愛と憎しみの衝撃サスペンスミステリー。

岐阜県の山中で顔面を激しく損壊された男性の遺体が発見された。
取材に赴いた週刊誌記者の宮治は、警察が何かを隠していると疑う。
隣県にはひとつ歳下の弟・夏樹が住んでいた。
久々に弟の部屋に立ち寄った宮治は、その言動に不信感を抱く。
弟が事件になんらか関わっているのかもしれない。
報道の使命を貫くか、家族を守るか、宮治は揺れ動くが……。
ー--------------------ー-
以下より、ネタバレ含む場合があります。


初読み作家さんでした。
なかなか複雑でした(*_*;

文体も個人的には合わずで、読了にも時間がかかってしまいました。

とは言え、あの元子ども2人には共感しなくもない。
自分にも似たところがあるから
犯人は半分ぐらい読んだところで分かった。

親の恐怖は、子どもにとっても恐怖でしかないからなー…。
会いたくなる気持ちも分かるけど、それは勝手すぎるよ。
と、父親に腹が立ってしまった。

3人の今後の人生はどうなるか分からないけど
家族や身近な人たちがいい人たちのおかげで
きっとうまく回っていきそう気がする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?