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読了「法廷遊戯」五十嵐律人

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第62回メフィスト賞受賞作!
法律家を志した三人の若者。一人は弁護士になり、
一人は被告人になり、一人は命を失ったーー
謎だけを残して。
法曹の道を目指してロースクールに通う、久我清義
と織本美鈴。二人の”過去”を告発する差出人不明の
手紙をきっかけに、彼らの周辺で不可解な事件が
続く。清義が相談を持ち掛けたのは、
異端の天才ロースクール生・結城馨。真相を追う
三人だったが、それぞれの道は思わぬ方向に
分岐してーー?

講談社 362ページ
読了カラーイメージ 紫黒(しこく)
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以下より、ネタバレが含まれる場合があります。

個人的には面白かったです!
途中から、馨のやりたいことが分かってきたけど
どう終わりを迎えるのか、気になって
読む手が止まりませんでした。

私は清義があの決断をしてくれてよかったと思う。
あれだけ真面目なら、そのまま抱えきれずに
どこかで拗れてたと思うし…
おそらく、ひどいバッシングは受けるだろうけど
ちゃんと罪に向き合って、強く生きてほしい。

そしてあの二人がしたことはいけないんんだけど
でもそうせざるを得ない状況を作ってるのは
国や政府なんだよね…。

これ以上は、読書感想の中で
語ることではないので割愛しますが
清義の行動や、発言にによって
この世界観では色んなことが
変わっていきますように。

映画化されいて、アマプラで配信されているので
今度見てみないと!

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