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「消えた眠り。」

時刻は午前4時。まだ起きている。

窓の外では鳥が鳴き始めた。
その鳴き声はド、ド、ドレミと聴こえる。

カーテンを少し開け外を見ると空がうっすらと明るい。もう朝である。
軽く頭痛がするのでアスピリンを飲むことにする。

今日のスケジュールをぼんやりと頭に思い浮かべると、作業数はそう大して多くはないのだが
連休中に終わるだろかとちょっと憂鬱な気分になる。

耳をすますと人工的な音は冷蔵庫のコンプレッサーの音が聞こえるのみ。
寝起きの珈琲を淹れるには時間的にまだ早いか。

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