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役に立つ!受験の心構え

そろそろ本格的な受験シーズン。
「みんな勉強どのくらいやってるんだろう。」
「本当に受かるのか不安だな。」
などなど、受験生の心は安定しているものとは到底言えません。
そして今年は状況がいつもと違います。
尚更将来に対して不安を抱えている人は多いんじゃないでしょうか。

そこで!今回は
受験生が受験に向かうために作っておく心構え
日頃から心がけておくこと
など、【心】を中心にしたお話をしていこうと思います。

これは、科学的な根拠があったり、世の中的に証明されたりはしていません。

いわば、私個人が受験生時代に考えたことや思ったことを書き綴ったものです。

この考えが合う人と合わない人がいるかもしれない。
だけど、もし合うことがあったら、きっとこれを読んでくださるあなたにとって、
受験というものがいい方向に変わると思います。

だからぜひ、受験を経験した一人の意見としてこれを受け取っていただきたいです。

これは、受験生だけじゃなく、ぜひ受験生の親御さんにも読んでいただきたいです。

なぜ今【心】なのか?

本題に入る前に、
受験における受験生の心の重要さについて
お話しておこうと思います。

これを読んでくださっている人達の中には、
「もっとノウハウ的なものを教えて欲しい」
「心じゃなくて頭を良くしたい」
そう思っている人ももしかしたらいるのかもしれません。

ですが、私は受験に最も必要なもの
それは

【心を大切にすること】

だと思うのです。

なぜそう思うのか
それは私が去年経験した受験にあります。

少し私の過去のお話をします。
私は去年高校三年生。
大学受験が控えていました。
私が通っていた学校はいうならば
"自称進学校"というものです。
ほとんどの人が大学進学を目標に毎日勉強していました。
しかし、一般受験をする人とAO入試などの推薦入試で受験する人の2つがあって
人数の比率はほとんど1:1でした。
私はその中の、一般受験組でした。
更に、私は学校の中で"準高習熟クラス"というクラスにいて、
その中でも下の方にいました。
しかし、そのクラスは大学進学が絶対!
クラスの人達は少しほかのクラスよりも頭がいいので無駄にプライドが高い。
そんな中で受験勉強をする日々でした。
去年の10月頃。
一般受験を決めた次の週に、
あることが起こって、
私は1ヶ月ほど学校に行けずにいました。
そして、そこから心が諦めてしまい、
いわゆる「病んだ」という状況になってしまったんです。
この"あること"というのは、後にお話します。
焦りや不安を通り越して、
なにもやる気がしない、なにもできない
そんな日がずっと続いていました。
病院などで薬をもらったり、好きなことで気を紛らわして
なんとか迎えたセンター試験。
学校を休み始めた時からほとんど勉強をしていなかった私は
センター試験でいい成績を出せるはずもなく
一般受験で最後まで大学受験をすることとなりました。


この経験は私史上最も大変な出来事でした。
今でも親に言われます。
「本当ならば第一志望の大学にも受かったかもしれないね。」
と。
"本当ならば"
その時は不具合があった、というような意味に私は思うのです。
あの時の私の精一杯を、認めてもらえずに私も、私の親も不具合があったから受験の結果はしょうがない。
そう庇護しているのです。
それが悔しくて悔しくて

あの時心が病まなければ
もっと心を強く持つことができたら

そう何度思ったかは、いうまでもありません。
だけど、現実はもう決まってしまったのです。

これを読んでくれているみなさんには
そうはなってほしくない。

【心】が原因で受験に失敗しないで欲しくない。
もっといい結果を出せたはずだと後悔しないで欲しくない。
受験会場で最善の結果を出して欲しい。

そう思い、今回この記事を書くことにしました。
コロナによって春から持っているかもしれないストレス。

今年の皆さんは状況が例年と違うのです。
だけど、受験をする人はみんな状況がおなじ。

その中で、どれだけ【心の安定】が保てるか。

受験の鍵はそこにあると思います。
少しでも力になれるように、

これから受験生と受験生の親御さんが大事にすべきことについてお話します。


諦めない心

受験生が大事にする心構えとして
最も重要なのが
【諦めない心】です。

これは、先生や親にも言われているかもしれません。

私も言われてきました。

だけどずっと
「無理なものは無理。」
「がんばっても、今からじゃ遅い」
そう思っていました。


しかし、受験の時に初めて諦めない重要さに気づくのです。
私がそれに気づいたのは、
受験が終わってからでした。

先程は書きませんでしたが、
私は第一志望ではないですが、
大学に受かって、現在大学生です。

センター試験でも平均以下。
前期の受験は受けたところ全て落ちました。

来るものくるもの、不合格通知。
全部で5校くらい受けたような気がします。

偏差値も低いところから高いところまで受けたけど引っかかるところはどこにもありませんでした。

諦めようかな

そう思っていたんです。

だけど、私のお母さんは違いました。
「まだ中期も後期もあるんだから頑張りなさい。」
そう私に言ったのです。

中期と後期は前期とは違って
入試の期間も短いし、募集人数も少ないのです。

だけど、これで落ちたらそれでいい。

そんな思いで中期試験に行きました。
受けたのは、前期と同じ大学3校。

前期で受からなかったから、不合格通知が届くだろう。

と、頭では思いながらも、どこでもいいから受かっててくれ。

そう思っていました。
そして迎えた合格発表。

なんと、3校中2校から合格通知が届いたのです。
驚きました。

本当に諦めなければ大学に入れるのだと思ったのです。

これは後から聞いた話なのですが、
大学が前期で合格者としたものの数には限りがあり、
受かる人はその中でも1番自分の行きたい大学に行きます。
去年はセンター試験の関係で特に、大学にとりあえず受かりたいという
守りに入っていた人が多い傾向でした。
その為前期の合格者の中でも入学手続きをしなかった人が多数現れました。

大学側はその分中期や後期に合格者を多くしているのだそうです。

だから、受験要項のところの人数よりも多く合格者を出す、ということもあるんですね。

「補欠合格」という制度もありますが、
有名大学なんかでは補欠合格の人を合格にさせるよりも
中期や後期でより良い人材を見つけることにシフトしているらしく
前期で補欠合格で待っていた人は
繰り上げで受かったという話を私の周りでも聞くことはありませんでした。

逆に中期の合格者を大幅に増やしていたので、そういうことが考えられるかなと思います。

今年の傾向は昨年とは違うかもしれませんが、複数大学一般受験する人というのは少なからずいると思うので、
ぜひ参考にしていただきたいです。

中期も後期も前期も、言ってしまえば推薦入試も、入ってしまえば同じ大学の大学生です。
そこに差はありません。

だから本当に、【諦めない心】というのは
重要なのです。

「まだ何か変わるかもしれない」
「まだ間に合う」

そう思って行動に移すことが大切です。

ネガティブよりもポジティブのほうが、人生も楽しいです。
諦めないで、前に進みましょう!!

規則正しい生活を

2つ目にお話したいことは、
【規則正しい生活】が大事
ということです。

受験生は生活が不規則になりがちです。

夜遅くまで勉強する。
時間がもったいないから朝ごはんを抜く。
塾で勉強するから夕飯はコンビニで済ませる。

などなど、
普段の生活と違う生活を過ごすことが少なくありません。

もしかしたら朝ごはんは元から食べないという人もいるかもしれません。

しかし、食事は大事です。

特に、朝ごはんと昼ごはんは食べた方がいいです。

というのも、
朝食べると、午前中の活力に
昼食べると、午後の活力に
なるらしいです。

だから、友達なんかでは、夜よりも昼の方がご飯を豪華にしている、なんて子もいました。

でも思いませんか?
「眠くない?」って。

朝は食べることで腸が動き出すので、体全体が動き出し、目が覚めます。
頭も冴えるということみたいです。
昼は食べることで腸の働きに集中してしまうので、他の働きが鈍くなり、眠くなりやすいのです。

なので私のおすすめは
昼に昼休みを作ってそこで本当に寝ちゃう
ことです。

学校では昼休みというものがあります。
学校によって時間は様々ですが、大体40分から1時間ほど用意されていると思います。
そこで、お昼食べて友達と話したい気持ちも分かりますが、
いっそのこと寝てしまったほうが、午後の勉強も眠くなりにくいです。

これは経験談なので、科学的根拠はわかりません。
すみませんm(_ _)m

そして受験生がやりがちな事があります。
それは、夜遅くまで勉強しては朝いつも通り起きて学校へ行く
というものです。

単純に、睡眠時間が全然足りない現象が起こりうるんです。

私も高校2年生まで通っていた塾では、
「夜遅くまでできるだけやって行け」
とよく言われていました。

だから、その通りにすることも多々あったのですが、次の日が眠いんですよね。

気づいたら、限界値に達して精神面でのストレスが酷かったです。

友達もそういう人がいて、私が聞いた話では私の学校では睡眠不足が原因で2人くらい、テストの時に倒れていました。

かなり私や友達のようなケースは少ないと思いますが、睡眠不足がもたらすものは大きいです。

学校の授業はかなりだるいと思う人も多いと思いますが、授業時間が設定されてきちんと休憩時間も計算されてとられています。
学校の授業ほど効率的に勉強時間がとれるものはありません。

授業内容をきちんとやれとは言いませんが、その時間を最大限有効活用できるように、
やはり睡眠は大事なのです。

今日は早く寝るけど、明日は遅くまで起きて、次の日は……。という生活。
ホルモンバランスが崩れて体調を崩しかねません。

ストレスも溜まりやすいので、もしやっている人がいたら今すぐやめることをオススメします。

心と体は繋がっている

3つ目にお話したいことは、休憩の大切さです。
これはみんなわかっているんじゃないかな、とは思います。

休憩がないと本当に集中力が下がりますよね!

私は休憩ばかりの日々でしたが😅
まあ、それはよしとしまして、
勉強をする上で、休憩は本当に大切です。

体を休める、心を休める、その2つを補うことが集中力を高められるきっかけになります。

と、ここでまた私の過去の経験をお話したいと思います。

最初のところで、私はあることが原因で心が病んだ状態になった、と言いました。

そのことについて、この部分と関わってくるので、お話したいと思います。

きっかけは、中学三年生のことでした。
私はソフトテニス部に所属していました。
最後の大会、市内大会でしたが、勝利したかったんです。
だけど、熱中症を起こして倒れたんです。
その後私は点滴を打ってなんとか回復してそれ以来普通に生活していました。
だけどその時から、長距離などの体育の授業で度々倒れるようになったんです。
この時点で、違和感を覚えるべきでした。
そのまま時は流れ高校三年生の秋。
いきなり体調を崩したんです。
足の力が無くなる夢をよく見るようになって、学校に行っても立てない。
ずっとベッドの中にいても一睡もできない。
勉強したくてもやる気が出ない。
他にもやる気が出ない。
謎の咳がずっと出る、頭もずっと痛い。
そんな日が1ヶ月くらい続きました。
市内の病院に行ってもよく分からないと言われ、とりあえずの点滴を打ったけど全く良くならず
大学病院に言ったら精神的な問題と言われました。
私にしてみれば、一般受験に決めてここから頑張る、プライベートもようやく別れたかった元彼とも別れることが出来てむしろスッキリしていたとき。
だから精神的な問題なわけが無い。
そう思っていました。
親も私が精神疾患だと思いたくないからか、そんな事はありえないと言っていました。
本当に、治らないんじゃないか。
そんな思いが1ヶ月をかけてどんどん蓄積されていきました。
これから自分は勉強して大学に受かるのか、もはや大学に受かっても通えないんじゃないか。
どんどん私は不安で心配でストレスが溜まっていきました。
そこで精神科のクリニックを紹介されてその病院に行ったんです。
そしたら、血液検査の結果を見て先生が言ったんですね。
「タンパク質とビタミンBと亜鉛と鉄が原因です」と。
簡単に言うと、私の血液中のこれらの成分が普通の人の5倍くらい欠落していたんです。
原因は最初に話した熱中症でした。
どこに行っても原因がわからなかったのがまさかの精神科のクリニックで原因の可能性が見えて、
それを半信半疑でありながらも治療を始めました。
だけど、それは保険の効かないサプリメント。
さらに、1ヶ月やそこらじゃまったく結果はでなくて、これは詐欺なんじゃないか、と思うこともありました。
色々な思いが交差して、どんどん心の調子が悪くなっていきました。
次第に、体よりも心が酷く悪くなっていきました。

これが、私が心を病んだ過去です。

これをわざわざ書いて、伝えたかったことがあります。

それは、心と体が繋がっているということです。
体が悪くなると、心が悪くなる。
心が悪くなると、さらに体が悪くなる。
本当に、悪循環なのです。

だけど、
心が良くなると、体が良くなる。
体が良くなると、さらに心が良くなる。
好循環も生まれるのです。

私は、体が悪くなって、心が悪くなってずっと受験勉強が手につかない状態でした。

だからどちらかが悪くなったらぜひ、
全てを忘れて本当は休んでいただきたいです。

親御さんも、休ませてください。
「あんた、勉強しなくていいの?」
そんなこと言わなくたって、本人はわかっています。
勉強しなくちゃいけないことくらい。
だけどそれを意識することで、心にストレスを与えてしまうのです。
弱っちいと思うかもしれません。

だけど、無理して頑張らせないでください。
無理して頑張ると、その分の代償が大きいです。
私みたいに、1ヶ月以上学校を休んでしまい、勉強にも手が付かないこともあるかもしれません。

弱くていいんです。
心が繊細になってしまうのが受験生です。

それに、受験に向けて頑張っているだけで、十分に強いです。
受験生は誰一人として、弱くなんかないんです。

だから少しでも異変を感じたら、休んでください。

受験のことを意識しないのは難しいかもしれません。
だけど、一瞬でも忘れることで、
心がふっと軽くなります。

体と心は繋がっています。

休むことで、どちらのストレスも軽減されます。
だけど、勉強のことが不安にならない程度に休むことが私のオススメです。

逆にストレスの原因になりかねないですから。

そして休憩を十分にとってやる気が出たら、
集中して勉強に取り組む。
そっちの方が頭に入ります。

もし私みたいな状況に陥ったら、
早めに病院に行ってください。

そっちの方が安全で確かです。

以上が3つ目の、心と体は繋がっているというお話でした。



いかがでしたでしょうか?
本当に経験談からのことでしたが、
ぜひ心を大切にして、受験に望んでください
頑張ってくださいね!!
応援しています。
これを読んでくれたあなたが、
高校、大学に受かりますように😇

読んでくれて、ありがとうございました。

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