【1泊2日旅行記】ランプの宿青荷温泉
12月某日。
「電波がねえ」「電気がねえ」「冬はバスでしか行けねえ」という
青森の有名な温泉、青荷温泉に1泊してきました。
青荷温泉までの道のり
実は、公共交通機関のみで、青荷温泉に到着できます。
私は自動車を保有していないので、助かる。
ちなみに、1泊2日なら津軽フリーパスを利用すると交通費がお得になりますよ。
そして、道の駅虹の湖からは青荷温泉の送迎シャトルバスに乗車し、20分ほどで着きました。
※冬季(12/1~3/31)は雪深いため、自家用車を道の駅に停めて、全員送迎バスで向かうようです。
そして、青荷温泉といえば、「電波が繋がらない」秘境of秘境です。
(まあ青森県内だと大間〜佐井〜脇野沢を結ぶ国道でも圏外になるんだけど笑)
自分はdocomoですが、出発後10分ほど経つと電波が途切れ途切れに、そして、青荷温泉に到着すると完全に「圏外」の表示になりました。
なお、固定電話及び公衆電話は青荷温泉の中にあるので、もし万が一緊急で連絡をとりたくなった場合は、連絡可能です。
青荷温泉に到着
青森市内ではまだ本格的に雪がまだ降り始めていない時期でしたが、青荷温泉には積雪が少し見られました。さすが八甲田の山奥。
さてさて、客室に入ると、石油ストーブが部屋を暖めてくれてました。
電気がないので、明かりはアルコールランプだけ。
ここで日々の疲れを癒します。
廊下に出たら、従業員さんが客室のランプを準備してました。
ランプが集まっているだけで幻想的な感じ。
滞在中の楽しみ方
テレビもない、スマホもない、灯りも暗いので、
青荷温泉にきてやることは、
・ご飯を食べること
・温泉に入ること
・ボーッとすること、
の3つの選択肢しかありません笑
基本的に就寝時もランプはつけっぱなしのため、夕方からは暗いです。
ランプがあっても読書ができません。
まあ室内でボーッとするだけでも疲れが抜ける気がしますね。
温泉の感想
温泉は4つあり、
熱い順に、内湯約47度、滝見の湯、健六約42度、露天風呂という感じでした。
正直、露天風呂は
・混浴(女性のみの時間帯あり)
・更衣室も露天のため、年配の方にはヒートショックの危険性あり(?)
であまり入浴者は少なかった印象です。
個人的には、1人しか入れない樽の中から外を眺めるのは最高でした。
そして、お湯加減が一番ちょうど良かったのは、健六でしたね。
お料理の感想
岩魚は中央の炭火の囲炉裏から自分で1尾取ってくるスタイルで、非常に美味しかったです。
イカメンチ、ヒラメの漬け、源タレ風で煮込んだ牛肉などなど、青森の料理を堪能できる印象でした。
※ヒラメ・牛肉は、青森お出かけキャンペーンを利用した人のみのよう。
個人的には、全体的に味がやや濃いめだと感じました。短命県の青森は従来からの塩分取りすぎ+八甲田の山奥は保存を効かせるために塩気が強い(?)のかも。
ご飯のお供が大集結していました。海苔、漬物、梅干し、魚の甘露煮などなど。
左上のお鍋で卵とじを作ります。作り方は、部屋に紙がありましたが、実践は難しく、トロトロの卵にするのはリベンジしなければ。
夜景
ふと夜空を見上げると、結構な数の星が見えた。
写真を加工して、露出を最大限まで上げてみたけど、いくつかの星が見えるのがわかるはず。
星を観察して、寒くなったら、また温泉に入り直せば良いという無限ループのできる場所は、案外少ないのかもしれないと思いました。
P.S.
旅行記を書くにあたって、改めて「青荷温泉」の公式サイトを見ました。
毎回旅行直後に、日記を書いているので感想とかは見返すと思い出せるけど、細かいところは確認しないとね。
次は日帰りもアリかな。
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