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頼みごとは関係性を深める。その落とし穴。

あなたは人に頼みごとをするのは得意ですか❔
頼みごとをするとき、相手の負担になっちゃうかなと躊躇するときはないですか❔
わたしも頼みごとはしにくくて、つい自分でやってしまうことが多いです。
頼む側としては、人に頼みごとをしにくいという方が多いのではないでしょうか。

これが頼まれる側からすると見方が変わります。頼まれる行為は嫌というより、むしろ嬉しい行為と思われることが多いです。
「すいません。これお願い出来ないですか?」とすがるように言われたら、嫌な気分はしないですよね❔

そうなんです。
頼まれごとをされると、自分を頼ってくれている、信頼されている、特別視されていると感じて『自己重要感』が高まります。
それにより『自分は必要とされているんだ。頼られているんだ。』という気持ちになるため、頼みごとをしてくる相手に対して好意をもち、嬉しい行為として受け取るのです。

頼みごとをすることは、仲良くなったり親密度を高めるために有効とされています。頼みごとをすすめる啓発本を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
では仲良くなるためには頼みごとを好意と捉えて、どんどん頼む、どんどん受ければいい・・・という訳ではありません。

なぜなら頼みごとの内容によっては、注意しなければいけないことがあるからです。


頼みごとの落とし穴

例えば頼まれる側として「色々と相談してきたんだけどダメだったの。もう頼れるのはあなただけなの。」と言われたらどうですか❔
悪い気はしないですよね。好意も含まれてそうですよね。ここで真打ち登場な気分になりますよね。

『自己重要感』は高まっていますが、実はそこに落とし穴があるのです。

この頼む側の心理は

あなたなら解決出来る内容だから~と重要感を刺激して、逆に解決する義務感を負わせようとしてるのです。

これは責任を押し付ける人の傾向で、今までも誰かに自分の面倒なことをやらせていた常習犯の可能性があります。

このように頼みごとを利己的にうまく利用する人もいます。
頼む側も頼まれる側も、逆に関係性を壊す危険性があるということを意識しなければいけません。


頼みごとをする時、された時どうすればいいか

頼む側は相手が誤解を招かないように、解決しやすいことを頼むようにします。もしくは相手の得意なジャンルを頼むと手間も少なくてオススメです。

頼まれる側は相手が利用しているかも、と常に構えなければいけないのでしょうか。
疑っていてばかりでは仲良くなったり、親密度を高めることはできないですよね。

そんなときは自分の力量で手に終えない内容であれば、その場ではっきり断わってしまいましょう。
頼みごとは断っていいのです。
一度受けても断っていいのです。
無理に責任を背負う必要はありません。

頼みごとを仲良くなったり親密度を高めるためのツールとして活用するには、自分が対応出来るかに焦点を当てて考えましょう。そうすれば相手を疑う、利用されているかを考えずに、友好的な関係を保てるはずです。

わたし的にそんな悪い人は少数ではないかと思っています。もしそうだとしても、こちらが信じれば相手もそれに答えてくれるのではないでしょうか。
そんな期待を込めて対応していただければと思います。



最後までお付き合いいただきありがとうございました!(^^)!

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